今日2018年9月7日は二十四節気の白露でした。
野の草に白い露が宿って白く見え、
秋の趣がひとしおに感じられる時候になったという、
季節の変わり目を感じる頃をいう。
足元の花には風に飛ばされたのか露はありません。
空を見上げると夏空と秋空と雲が入り混じる。
正岡子規は季節の雲の姿を次のように表現しました。
「春の雲は綿の如く、夏の雲は岩の如く、
秋の雲は砂の如く、冬の雲は鉛の如く」
古今和歌集の<凡河内躬恒>歌にも、
夏と秋と行きかふ空のかよひぢは
かたへ涼しき風や吹くらむ
二つの季節が行き合う空を
「行き合いの空」と言うのだそうです。
季節にはボーダーはないのですね。
人間の世界には「境界」ばかりですね。
1年前の白露の日にもアップしていました。
Gooブログからのお知らせで分かりました。
去年の今ごろは雨続きだったんですな。