たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

仲秋が過ぎて野山は色付きはじめます。

2016-09-19 10:43:43 | 散策の詩

大型台風が日本列島を通過したり、
今も上陸をうかがう大型16号がいたり、
秋の長雨になっています。
中秋の名月も、満月も薄雲ごしでした。



季節は移ろう秋に向かい始めました。
写真は野ブドウを集めて見ました。
はじめの6枚は昨日、撮ったものです。



野ブドウは、夏に小さな花が咲き、
秋口から小さな実が付きはじめて、
色は次々に変化していきます。



一枝の中に白緑色、薄紫、瑠璃色、紫、赤紫など、
中には美しく碧い色が交じり合って宝石の首飾りのようです。
同じ枝の実でカラフルの変化する不思議な実ですね。
食べられる山ブドウとは違うようです。



以前、「頂きもの」で紹介した栽培親戚から送られた、
「巨砲」が今朝のデザートで終わりになりました。
どうもご馳走さんでした。



今日は「敬老の日」ということで、
各地で自治会主催の敬老会が公民館等で開かれているようです。
一昔は「老人の日」と言われていました。
65歳以上が人口統計的には「高齢者」と分類されていますが、
この年で老人扱いは気の毒ではないでしょうか。



今や、現役で給料を稼いでいる65歳以上はの人は大勢います。
前期・後期などと分けないで、
後期高齢者とされる75歳以上を手厚く扱うことにして、
それまでは現役世代として、働き稼ぎ、税金を払う、
社会基盤の構築を政府・政治家は目指して貰いたい。



22日は彼岸の中日「秋分の日」で国民の祝日です。
この日、真東から昇った太陽は真西に沈み、
昼と夜の時間がほぼ等しくなって、
この日を境に次第に夜が長くなっていきます。



この日をはさんだ前後7日間が「秋の彼岸」です。
ハギが微笑み、ワレモコウが揺れる季節になります。