たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

サクラ回廊を通り抜ければ木の芽道

2014-04-03 20:05:52 | 散策の詩

今日は一日中雨の日になりました。
サクラ前線があっという間に通り過ぎて行く。
31日の午前にほころんだ蕾が午後には5分咲き。
1、2日が満開で夕方には花びらが風に舞っていました。
今日3日は朝から雨、歩道には散り花が濡れていた。
明日4日も低気圧の発達で荒れ模様のようですね。



1、2日は花と新芽道を1万歩超の徘徊をしました。
居住地周辺は大規模開発で宅地化してから40数年、
サクラの木も育って巨木の並木になっている。
今では市内でも有数のサクラの名所になって、
市の広報でも紹介されています。
観光バスが来ると言うわけもありません。
(写真は前回に見ていただきました)



サクラ回廊から中沢道を歩き、いつもの自然公園に入ると、
いろはモミジの新芽が鮮やかにも伸びて、
目の前に自然の息吹が迫ります。
ショウジョウモミジの赤い新芽と織り成す、
芽生えのシンフォニーを奏でています。



当地の名産品のナシ畑が広がり、
梨園の道は木の芽風の通る芽吹き道です。



ひた急ぐ犬に会ひけり木の芽道 (中村草田男)



サクラの後を受けナシの花が市内を彩ります。
そして初夏の訪れになります。



たそがれのわが身には眩しくもあり、
年々新たに生まれかわる木樹の生命力が羨ましい。
写真と文が分裂している。