たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

秋の味 お裾分け 十三里(半)

2012-10-13 10:07:02 | 頂き物

10月も半ば、秋が深まっています。
今日13日は「さつま芋の日」だと知りました。
また「さつま芋」を十三里半とも言うことも。

ちょうど昨日、上州の知り合いから秋の味覚が、どっと届きました。
お裾分けです。

なぜ??13日が「さつま芋の日」になったのか―――?
秋半ば10月はクリと並んでサツマイモの収穫期ですね。

江戸時代の焼き芋やさんの看板が、由来の始まりのようです。
同じ季節に出回るクリ、色もお味も似ていますね。
クリに負けないオサツの味という意味で、
「クリ(九里)より(四里)うまいサツマイモ」ということで「十三里半」



東京の四谷には「大学芋の専門店 十三里屋」という知られた店があることを知りました。
東京駅や上野駅にもショップがあります。
「大学芋の専門店 十三里屋」

りんご栽培にも「少子化の風」
 オチが付いたところで、秋の味覚の代表は「りんご」ですね。
りんごと言えば今の代表品種は「ふじ」です。
その聖地の学校校舎が少子化で進学者が減少し、ピンチに立っているという。
記事によると、
「ふじ」発祥の地・青森県藤崎町の県立弘前実業高校藤崎校舎にある、
全国唯一の「りんご科」(生徒115人)が収穫シーズン真っただ中の今、
消滅の危機にあると伝えています。
(2012年10月12日付け、毎日新聞夕刊)

青森:リンゴの聖地の高校「りんご科」、存続の危機

たにしの爺もりんご農家育ち。とても身に詰まされる記事でした。
「少子化」と「老齢化」は日本のすべての面で活力をなくし、
「縮小社会の到来」は現実になってきた。
65歳以上の老齢人口が40%を占め、年金、医療・介護などのコストは増える一方、
反して生産従事者の成人人口は減っていく。
衰退へのマイナスエネルギーとして止めようのない局面に来ているようだ。
 2030年代は日本崩壊の10年になってしまうのだろうか???

赤ジュータンの上で遊んでいる国会議員たちに、
日本救国へ「高齢者産業立国」の構築を提案したい。