ゲンゴロウが都内から絶滅
水生昆虫のゲンゴロウが都内から消えた、
絶滅したことが東京都の調べで分かった。
たにしの爺、昔は池や水田で黒い楕円のゲンゴロウを、
よく見かけていました。
水中を直線的に泳ぎ、ときたま水面からちょこっと、
口を出しては水中に潜水する。
後に小さな気泡を幾つも残していく。
ときには、ミズクサの茎に掴まって身体を干している。
ところで、以前はよく「たにしの湧水田」に、
顔を出してくれたゲンゴロウさんは、
最近出てこないけれど、元気でいるのかな、
蓑虫さんもどうしているのかな。
今年は「国際生物多様性条約国会議(COP10)」が、10月に名古屋で開かれます。
この条約は、
地球上のすべての生き物が等しく将来にわたって棲息できる環境を享受し
利用できるために結ばれた条約です。
ゲンゴロウのように、人間の生活による環境汚染によって、
絶滅させられた地球上の生き物は、
毎年、数千種が絶滅しているという、
最後の絶滅種は、人間によって破壊されるヒトでしょう