たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

摘まんで含みたい、ヘビイチゴに吹く魅惑の風

2006-06-30 22:59:32 | Lyricism

見た目はそそるが、お味はよくない

学校帰りの道端でよく見た「郷愁の赤い実」
いま思へば、ヘビが食べる訳がないのに「ヘビイチゴ」と言われる理由は何なのだ。
いかにもヘビが近くに居そうな草むらに、黄色い小さな花が咲く。5~6月に赤い実が点々。
食べても毒はないが味はない。
不味いからヘビにでも食べさせておけ、というのが名前の由来らしい。
中国では蛇は縁起のよい生き物とされている。
日本でも蛇は財布の守り神になっている。
タニシはあの姿かたちが苦手だ。
ゼニに縁がないのはそのせいだろう。
6月、水無月も今日で終わり。