ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

車であふれるブカレスト

2010-09-27 | ルーマニア・ブカレストの日常

(車の往来の中をスクランブルに渡る二人組み、ブカレスト6区にて)
 
確かにここ数年で、車の数は多くなっています。しかも新車は国産のダチアに混じって、高級外車が多いのには驚かされるところ。平均お給料からしてどうやってみんなお金をやりくりしているんだろう、と、ときどきルーマニア人に直接訊ねてみるけれど、「これがルーマニアなのさ。」と煙に巻かれるだけ。(近いうちに解明したいルーマニア・マジック!)
 
けれど、車を買ったはいいけれど、ガソリンを買うお金がない、遠乗りドライブなどできず、近くのレストランに乗りつけるくらい、という人が多かったりします。カッコいい車だと目立って、外観(見かけ)を重んじる人の多いブカレストっ子の注目の的に。
 
車を持つルーマニア庶民の特徴として、ガソリンを10レイや20レイの単位で少量ずつ給油というのも多いです。ガソリンスタンドはセルフなので、みんなメーターと首っ引きで小さいめの紙幣きっちりの単位でガソリンを給油しています。「ガソリン満タン!」なんてセリフは、ルーマニアではまったく聞いたことなし。
 
車を仕事本体や通勤の脚に使っている人はともかくとして、サンデー・ドライバーなら「税金も高いし、経費がかかりすぎて大変。」と、昨今の経済危機で車は一家のお荷物に。売ってしまおう、という人も急増。


(ディンボヴィッツア川沿い、大賑わいの中古車販売場AUTOVIT)
 
ついに最近は、完全売り手市場の中古車マーケット。ヴィタンの中古車販売場は、その付近の道路にまで販売希望の中古車があふれています。

ブロックハウスの街区にすら、「この車、売ります。価格、○○ユーロ(必ずユーロ表示)。連絡はこの携帯へ。」と貼り紙してある車、多し。以前はかなり古っぽくて、こんなの買う人いるの~?と言うような車でこれが多く見られたけれど、最近の特徴として比較的新しい目の車に、同様の貼り紙、多し。 
 
我が家では、自家用車は、あれば国内移動は便利だけれど金食い虫だし、マラソン遠征費のほうが大事、という結論に達し、公共の交通機関派。「電車だと中で飲み食いできるしね~♪」~地方都市へ向かう電車の中は持ち込み自由、もちろんアルコールもオッケーなので、飲み疲れて寝ているうちに目的地到着~ありがたや、ルーマニア国鉄さま。今週末も利用させていただきま~す♪

注:
ブカレスト市内は、公共の場(道路・公園・スポーツスタジアム含む)でのアルコール飲酒禁止。トラムや市バス・地下鉄内も飲酒禁止。罰金があります。



地方都市へ向かう長距離バスの多くが、車内での飲酒・飲食禁止。と言うわけで、自由にくつろげるのは国鉄、CFR(チェフレ)!

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第5回クロス・ペトロム

2010-09-26 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
もう、第5回目の開催となりました、クロス・ペトロム。ガソリン会社のペトロム社が主催、走る距離は4キロ足らず、参加無料で皆にTシャツとドリンクが手渡されます。おまけに大盤振る舞いのお楽しみ抽選会あり。
 
マイダーリンは今日、ブダペスト・マラソンを走っています。「ヨーロッパ各国首都開催のマラソンを走破する」と言う目標に向かって猛進中。私はまだ訪ねたことのないお隣の国ハンガリー、機会あれば行きたいと思っているのですが、今回はブカレスト残留。理由は、クロス・ペトロムがあるから。
 


第1回大会に参加したときは2位入賞、賞品は750リットルのガソリン。年代別クラス分けが細かくなった翌年(2007'から男女子供合わせて10部門に)は参加せず、2008年から2連覇しています。

2008年のようすはこちらから。
この年はオリンピック選手も参戦、ルミニッツァ・タルポシュ(2008年北京五輪女子マラソン代表)。
2009年のようすはこちら

今年も優勝賞品はガソリン300リットル。車であふれかえるブカレスト(次の記事:参照)で、ペトロム社も商売繁盛中らしく、これまた大盤振る舞いです。
 


小雨降る中をウォームアップし、スタート直前に上がった雨。夏風邪が治りきらずまだ悪い咳が続いているけれど、この湿り気はちょうどいい救いの神。子供たちも同時スタートで雑踏激しく少し出遅れたけれど、その後非常に集中してコース取りして盛り返し、後半の下り坂で一気にスパート、同年代のライバル達を退けました。女子総合では20位。
 


年代別優勝~「いつものようにこの二人だよ。」(ラン仲間のビクター、ブカレストのベテラントップ)と言ってもらうけれど、いつも調子よく走れるとは限りません、ましてやいつも勝てるとも限りません。年代別クラス分けの中でひとつずつ歳をとっていって、若いクラスから上がってくるし。
 
そんな中で毎年、同じ大会に参加できるだけでもありがたいもの。まず参加することが第一!~「きみ、毎年走っているね。」と主催者からの声もうれしいです。でも、いつになったらルーマニア語のインタビューにすらすら答えられるんだろう??
 


今日は特別、シドニー五輪女子5000m金メダリストのガブリエラ・サボーさんも来場、サイン会も開催。わたしも輪に加わり、Tシャツにサインを貰いました~「あ、また、あなたね!」、ルーマニア各地の大会ですっかりおなじみ。

1週間ほど前、地下鉄に乗っていてスポーツウェアーを着た少年の一団に出会いました。その中の一人が「ヒロコ!」、声をかけてくれました。わたしは彼が誰だかさっぱり覚えていないけれど、次の質問でわかりました~「こんどの日曜、クロス・ペトロムに行く?」、マラソン大会で出会って、わたしの名前を覚えてくれているのです。その子達の持っているスポーツ用具、これってなんだったっけ?訊ねてみると「ラクロス」、なるほど、少年ラクロス・チームの子たち。「じゃあ、クロス・ペトロムで会おうね!」と言って分かれたのは言うまでもなし。
 
たま~にこんなふうに、地下鉄に乗っているときなどに声をかけられることがあります、みんなマラソン大会でわたしを見知ってくれている人たち。日本人だから目立つと言う理由も手伝って、有り難いことです。逆に誰がどこで見ているかわからないから、変な格好や行動も出来ないかな~。
 
ちなみにわたしの名前、「ヒロコ」は実名。「Hiroko is easy(to remember).」(=ヒロコは簡単(に覚えられる)よ。)とよく言われます。語感が「hero + ko」に似ているからかな?
 
クロス・ペトロム会場エンタテイメント、ご紹介:



今日の会場は、ブカレストの誇る巨大議員会館、「国民の館」前広場。広い会場に設営は万全。



いろんな遊具・フィットネス器具の体験も。



卓球場もあり。ボールにゴムひもの付いたテニスボールを打ち合うミニテニスやミニバスケもあり、走ったあとも遊べます。



給水係の女の子達。たくさん水のボトルの提供があったので、何本でも手渡してくれました。私はお礼に手のひらに飴玉を♪~ぎゅっと握って受け取ってくれました♪



お楽しみ終戦会・表彰式式の合間に、ステージではカポエイラ、アダージョダンスに引き続き、ロープスペクタクル。



美女が宙吊りになったまま音楽に合わせてダンス。近くで見ること出来るのでサーカスばり、見ごたえありました!



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ダイソー2010秋商戦、日本に無いもの発見!

2010-09-25 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
またまた探訪、ルーマニアのダイソー。ブカレストに2店舗(チタン・オーシャン内とミリタリー・オーシャン内)あるうち、売り場面積の小さいほうを訪ねました。
 


以前より「和物」が増えています。千両箱に賽銭箱、五つ玉のそろばんミニチュア。たぶん何が起源で何に使うものか、さっぱりわからないはず。飾りにするかな?
 


祝儀扇子、これは扇子のミニサイズで、使えるかな?
 


ここらあたりは飾り物によし。
 


ひらがなデカ文字シール。日本語を習っている人ばかりではないブカレスト、この形が面白くて買う人がいるのか?いないのか?
 


お箸を使って食事をしているルーマニア人は皆無のはず。が、品揃えは豊富。
 


巻き簾、これがあれば巻き寿司が簡単に作れます。でも、店側の説明書きによると「台所の飾り」。ランチョンマット代わりにでも使うかな?
 


33%引きの目玉商品、といっても9レイが6レイに値下げされているだけ。まだまだお高いです。
 


ルーマニアダイソーの新企画、ダイソー商品券。最大額面100レイ(=約2700円)。これで自由に店内の商品を選ぶことが出来る、というギフト商品券。日本のダイソーなら27個も商品を選ぶこと出来ますが、ルーマニアのダイソーの価格は6~9レイ、たくさん選んでも15個ほど。
 


日本のダイソーは物価の高いと言われている日本で100円均一を維持しているからお値打ちもの。ここルーマニアでは高級ショップとなっています。商売繁盛しているのかなあ??
 


が、日本ではみられないビューティを発見。ショップアシスタントのアンドレーア(右)とラルカ。「こんにちは!」と日本語で話しかけてきてくれたアンドレーアは正規雇用、朝10時~4時半、その後の遅番勤務と2シフトをこなします。「お給料は少ないけれど、雇ってもらえるだけでもありがたいの。」と。「日本語も覚えたいのよ。」とインターネットで日本語をピックアップしているそうです。
 
ガードマンも無しで二人だけで店番。品数が多くて物は小さいだけに「万引きがあったらどうするの?」~「私たちはお客を信頼しているから。」、こんなふうに言ってくれるのが、温かい接客態度。実際、店を訪れていた老夫婦やおばあさんに、親切ていねいに説明していました。
 
日本が好きで、ダイソーに雇われているアンドレーア。日本語を習ったことは無いけれど、覚えたいのだと。彼女も「ルーマニア以外の国で働きたい。」と漏らしたけれど、いまはこの店で一生懸命仕事をしているみたい。「英語を話すのも久しぶりで。普段は使わないから。」というのも納得。
 


お店が暇なのをいいことに、しばし立ち話~。とてもひたむきな彼女の瞳が印象に残ったダイソーでした。

ダイソー関連記事はこちらから;
ブカレストにダイソー初出店(2008.05)
ルーマニア・ダイソーの売れ行きは?(2008.05)
日本のお土産(2009.04)
日本が懐かしくなったら駆け込む迷路(2009.05)
ルーマニアのダイソーから緊急発注(2009.05)
これは売れるかな?ルーマニアのダイソー(2009.11)
ダイソーで50%オフ!(2010.01)
これは売れるかな?ダイソーの2010春商品(2010.05)

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スパルタスロン大会スタート、アテネ~スパルタ246キロ

2010-09-24 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
ドキドキしながらスパルタスロンを見守っています(とはいえ、ルーマニアからですが。)今朝の7時(現地時刻、日本時間午後1時)にスタートしたこの大会、いまこちら夜の8時半過ぎ。アテネと時差はありません。サマータイム実施中で、日本との時差はマイナス6時間。
 
と言うのも、この大会に参加しているラン友が、来週、ルーマニアに来てくれることになっているから。スパルタスロン246キロと来月2日のルーマニアでのトレイルランの大会をはしごするのです!トランスヨーロッパ5000km近い距離の大会完走を目指す彼にとっては、こんなレースのはしごは練習の一環?
 
スパルタスロン大会、途中経過がこのサイトでわかります。
 
スパルタスロンは、ウルトラランナーの憧れ、約246kmを、制限時間36時間以内で走破します。今年は、スパルタスロンの起源となった伝令”フィディピデス(Pheidippides)”の生誕2500年記念大会。日本人参加枠は70名、それぞれ参加資格(下記注:参照)を満たしてのエントリー。
 
伝令”フィディピデス”の逸話は紀元前450年の古代ギリシャにさかのぼります。当時、かの地で勢力を争っていたのはアテネとスパルタ。マラトンの戦いでアケメネス朝ペルシア王国の遠征軍を迎え撃ち、劣勢に立っていたアテネ軍の司令官はスパルタの援軍を求め伝令を走らせることに。その命を受けたフィディピデスは走り続け、アテネを出た翌日にスパルタに到着したといいます。
 
この太古の記を実証したのが英国空軍中佐ジョン・フォーデンさん。ウルトラランナーでもあるこの中佐は、フィディピデスの辿ったであろうルートを探し出し、1982年にその最寄を走り36時間以内にスパルタのレオニダス王の銅像前に到着。翌1983年に第1回のスパルタスロン大会が開催され、参加は11ヶ国45人のランナー。
 
コースは、パルテノン神殿ふもとをスタートし、150キロ過ぎに1,200mのサンガスの岩山、約200キロで再び1,000mの山を越えてスパルタへ。スパルタ市中央のレオニダス王銅像の足に触れることがフィニッシュの証。気温は日中30℃以上~夜5℃まで下がるなかを走り続けるもの。いままでの完走率は30~40%。2009年大会は男女とも日本人が制覇。

注:日本人の大会参加資格
過去3年以内に100kmマラソンで10時間30分以内の完走又は、200km以上のマラソン大会での完走(タイムは問わず)が必要。またはスパルタスロン本大会完走経験、または本大会ネスタニ(Nestani/172km地点)に24時間30分以内に到達したことがあることが必要。

マラソンの起源は:
エウクレス(Eukles)なる兵士が完全武装のままマラトンの戦場からアテナイまで走り、「我ら勝てり」とエウアンゲリオン(良い知らせ)を告げて絶命したという(他の伝承では走者の名をフィリッピデス(Philippides)とするものもある)。これをもとに第1回オリンピックでは、アテナイ-マラトン間の走行競技が行われた。(Wikipediaより)

公式サイトはこちらから:
Spartathlon 2010 (24-25 September)
International Historic Ultramarathon Athens-Sparta 246km

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年末年始の海外旅行

2010-09-23 | ルーマニア・ブカレストの日常


昨今の経済状況で、日々食べるものも切り詰めないといけない庶民が多いルーマニアで、それでも旅行社の店頭にはちょっと贅沢な「年末年始外国旅行」の募集チラシが並んでいます。大晦日~年始を外国のホテルで迎えるというもの。
 
ヨーロッパ流のバカンスらしく、たいてい1週間くらい滞在のパッケージ。近場のイスタンブールなら355ユーロ、アテネも365ユーロ。ローマなら435ユーロ。飛行機+ホテルでこのお値段だから、かなりお買い得かも。
 


東京行き9泊6日、1575ユーロ。往復エールフランス航空、パリで乗換え。赤坂周辺の三ツ星ホテルに6泊して朝食付き、空港~ホテル間の送迎付。これもかなりお買い得かも。なんと言っても年末年始。
 


とはいえ、平均月収とおなじくらいの大枚をはたくヨーロッパ圏内でのバカンス、ブカレストの庶民にとってはなかなか手が出ません。ましてやジャポニアなど、遥かかなたのオリエンタル。それでもこういうパッケージを売り出していて、誰か買う人がいるのだからすごい、経済格差をまのあたりに・・・。

ネットで探すオフェルタ(お買い得ツアー)はこちら、Argentie de tourismなどから。

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ブロックハウスの冬支度

2010-09-22 | ルーマニア・ブカレストの日常


また、このリフォームの季節になりました。ブロックハウスの外壁に発泡スチロールの断熱材を張り込む工事。我が家の外壁はお隣&ご近所さんといっしょに1棟まるごと、すでに2年前に終了。工事のようすはこちらから。
 


ここではさらに工賃を押さえるため、足場を組まずに作業員が宙吊り。しばらく見ていたけれど、ふわふわと上層階をただよいながら実に手際よく貼り付け、塗りこめています。上から手を振ってくれるくらいの余裕。
 
発泡スチロールはかさばるけれど、軽量。それでも一度にたくさん持って上がれないので、何度も地上と空中を行ったり来たり。積み上げられたスチロールの上に、コーヒーのプラカップが置いてあるのがご愛嬌かな~。
 


ここ、12階建てくらいあります(ルーマニア式に言うと11階建て、地上階を0とするから)。「落ちないでね、気をつけてね。」下のほうの声の届く人に、こんな言葉かけもしたくなるもの。
 


夕方にもう一度通りかかったときには、かなり下のほうまで出来てきていました。
 


「僕たちの仕事だよ。」、また笑顔が返ってきました。腕組みをしている人は、ここの住人さん。これから季節は急激に秋から冬へと移り変わるブカレスト。

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ブカレスト警察も抗議集会

2010-09-21 | ルーマニア・ブカレストの日常
マイダーリンは首都警察に勤務する警察官。いまはブカレスト地下鉄に配属されています。人員整理の波はここにも押し寄せ、地下鉄警察隊が縮小されることになりました。現在60名ほどが配属されている部署ですが、10月以降、半減以上(20~30人体制)になることに。
 
地下鉄警察隊に残留できるかどうかは、この週のうちに発表されるようで。これは一大事です、警察署所属とは待遇が異なるから。まず、ダーリンにとって一番大事な有給。一般の警察官は38日+特別休暇6日の合計44日。地下鉄に配属されると特別休暇が10日となり、年間48日休めるのです。48日も!!これ、すべて消化するのが走り好きのダーリンです。
 
そしてお給料も。勤務が地下、という特殊環境を配慮して手当てが厚いのです。政府政策により7月以降現在のところ手取り40%減(政府政策の基本給25%カットに加え特別手当カットのため)になっているけれど、これをもらえなくなると半減は避けられない!!
 
突然のお給料カット政策に不満を抱いている警察官はダーリンだけではありません、明日はついに警察官の大規模な抗議集会が行われるようです、革命広場にて。荒っぽいことはおこらないと思うけれど、だれだって物申したくなる、昨今の経済政策。

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新酒ワイン、シーズン到来

2010-09-20 | ルーマニアのご馳走

 
今年の夏はたいそうな猛暑と日照りで農作物があまり良くなかったと言うけれど、やっぱりやってきました、ワインの季節。豊かな土壌の恵みで、美味しいブドウから作られたルーマニアワインは廉価で良品。スーパーでもワインフェスティバル。どのワインがいいかな~と、余りもの種類の多さに選ぶのがむつかしいです。お値段もさまざま。
 


結局ワインフェスティバルで選ぶことが出来ないでいると、たまたま6区の友人宅の最寄の市場内に見つけたのがワイン量り売りのお店。大きな樽にきっと並々とはいっているのでしょう、蛇口から出てくるのはおいしそうな白ブドウ色の液体。
 


わたしが興味深そうに覗き込んでいる間にも、おじいさんがペットボトルを持参して買いに来ていました。2リットルのボトルに注いでもらい、「ここにも入れて。」と500mlの小さなボトルにも。道々飲んで帰るのかな?
 


にこっと笑って係のおばさん~「飲んでみる?」、試飲させてくれると言うのです。小さなカップに一口飲んで~「これは美味しい!」、「そうでしょ!!」、こうしている間にも次のお客さん。「今から友達のところに行くから、あとで寄るから。」~「わかったわかった、市場もゆっくり見ておいで。」
 


夕方になってそろそろ市場も仕舞いかけるころ、良かった、ワインの店はまだ開いていました。私が入っていくとおばさん、待ってました、とばかりに「どっちのワインにする?」、ここではいまワインは2種類だけ。白ワインの甘い目と、そんなに甘くないもの。店には全部で四樽並んでいるから、赤&白ワイン、それぞれの甘口&辛口があるのかなと思っていたらそうではなく、いま田舎から運ばれてきているのは白ワインの2種類。さすが手作り~。
 
私は最初に試飲させてもらった、そんなに甘い目ではないものをチョイス。店でペットボトルも用意してくれているので、これに入れてもらって10.5レイ。0.5レイはボトル代。2リットルの手作りワインをゲット、2リットル持って帰っても我が家では一晩で消費してしまうけれど~。

中心部に程近いムシュロの量り売りショップはこんなかんじ

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ワンコとお昼寝

2010-09-19 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
朝8時過ぎ、ブロックハウスそとの寒暖計はまだ16℃にしか上がっていない日曜日。雲がかかっているあいだは気温が上がらず、Tシャツの上にウィンドブレーカーが必要。いまの日の出は遅く、7時ごろ。
 


午前中から公園のベンチでお昼寝、木陰でうたた寝をしていると風邪を引くかも。それでも昼前から太陽が降り注ぎ、28℃まで気温が上がりました。朝晩の寒暖の差にさえ気をつければ、過ごしやすい気候となったブカレスト。でもやっぱり屋外で昼寝は禁物かも。
 
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ブロックハウス前の鉄棒

2010-09-18 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
我が家はブカレストの中心街から少し離れた居住区。表通りから入り込んだところにブロックハウスが立ち並び、落ち着いたたたずまいを見せてくれます。ブロックハウスとは共産主義の時代からの労働者アパート。その時代には国民に支給されていたもの、共産主義の崩壊後、払い下げられています。
 
そのころからルーマニアは体操競技が強かったです。誰しもが鮮明に覚えているモントリオール五輪のコマネチ。いわずと知れたルーマニア女子体操チーム、国内デヴァの強化選手合宿所で鍛えられました。
 


今でもブロックハウスの各棟の前に在るこの鉄棒。国民がみんな、鉄棒を練習するの?エリート選抜の第一歩はここから?
 


な、わけないです。これは、住民がカーペットを干すのに使います。ブロックハウスの各住戸の床は、人造石。夏は涼しくていいけれど、冬は冷たすぎるので、たいていのお宅がこの上にじゅうたんを敷いています。
 
じゅうたんを干して、パンパンたたいて、ホコリ払い。小さな敷物なら簡単に干せるけれど、部屋に敷き詰めるくらいの大きさの絨毯も、干してあることあります。二人がかりで運んでくるのかな?上層階からだと大変。
 
我が家は、居室の床はフローリングにリフォーム済み、絨毯無しで年中快適。廊下は人造石のままなので、絨毯を敷き詰めています。きれい好きのお姑さんは、真夏にバスタブの中でごしごし大洗濯。最上階の我が家から濡れた絨毯を下に下ろすのは大変。でも空気が乾燥しているので、バルコニーに干しても乾きます。
 


低い目の鉄柵に干す人もあり。地上階に近い人なら、簡単に絨毯を下せます。
 


というわけで、この鉄棒は「絨毯干し鉄棒」、ここに絨毯が干してあると、ブロック各戸の住人が、昔から住んでいる自分のところを一生懸命きれいにして生活を送っているんだな~と感じる風景。



 
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