ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

大盤振る舞いのクロス・ペトロム

2008-09-21 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
明け方は寒いほどだったけれど太陽が出て秋晴れの日曜日、ブカレストのイベントはクロス・ペトロム=ペトロム社主催のマラソン大会(注:参照)。
 
「Cross Petrom is waiting for you.」と、仲間からも期待されていました。何を期待するの?この大会の商品はガソリンなのです。2年前の第1回大会のときには、男女で合計6つのクラスわけ、各年代の優勝商品は1000リットルのガソリンでした。以下2位750リットル、3位500リットルと大判振る舞い。
 
昨年から年代別クラスわけがさらに細かくなって、男女で8つのクラスわけ(子供の部を除く)、1位300リットル、2位200リットル、3位100リットルと続きます。ガソリン高はいずこも同じ、ルーマニアでもリットルあたり1ユーロをはるかに超えています。
 
10キロ以上走ったり歩いたりすると、脚のどこかしら痛くなってくる今の私ですが、今日の走る距離は3.5キロ余り。半分以上が堅い石畳の上を走るのでちょっと心配だけど、せっかくここにいるからには、行ってしまえ~~と出走。
 
幅の広い道路を交通遮断してランナーが一斉にスタートするのでものすごいダッシュ。いつものように転ばないように気を使うだけで精一杯。足元は石畳。余りにも詰め合って並んでいるので、自分の年代のランナーたちを捜すことも出来ません。
 
たくさんの女子選手の背中を見送りながら自分の走れるペースで走るだけ、ゴールまでたどり着き着順判定係のところへ行くと、年代別1位になっていました。今年のわたしは付いていました~昨年まで2連覇していた同年代の女子選手がいませんでした。一昨年に3位の選手もいません。昨年の3位の選手もいません。要するにライバル不在の中で転がり込んできた300リットル。
 
何とか順位をもらいましたが、記録は同じコースのベストタイムより1分半以上も遅いです。たかだか3.5キロの距離で1分半も遅れをとるとは、本当にスピードが無くなって来た証拠。快適に走るフォームにはなっていないけれど、何とか走り続けることが出来ただけで良し!賞品までもらって、ハナマル。
 


上の写真、表彰のステージではルーマニア語でインタビュー。隣にいるラン仲間のビクターに助け舟を出してもらいながら。

「ルーマニアはどうですか?」~「自然がとても綺麗。」、「ブカレストはどうですか?」~「昨日、ブカレストの日で、凱旋門の上に登りました。」、たどたどしく答えるわたしに拍手が来ました。「日本語で何か言ってみて。」~「ブカレスト、万歳!」、この言葉、知っている人もいるみたい、受けました、「イェ==イ、バンザ==イ=」と連呼。

 

さらに大盤振る舞いのペトロム社、お楽しみ抽選会でマウンテンバイクが100台も当たります。1000名も参加者がいない大会、かなり高確率。ラン仲間が次々当選、わたしもお相伴~自転車もいただきました!ハナマルの二重丸。



注:クロス・ペトロムとは
ペトロム社主催のマラソン大会、ペトロム社は産油国でもあるルーマニア第一のガソリン会社。大規模ではありませんが、ルーマニアも産油国です。第1次世界大戦前後は、原油のおかげで潤っていました。いまでは国内消費量をとてもまかないきれず、ロシアからの輸入に頼っています。 




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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとう! (アイロンマン)
2008-09-22 22:48:12
帰国第一戦での優勝おめでとう
運も実力のうち。
「大和なでしこ?、ここにあり!」って感じですね。
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なでしこランナー、かな??? (マドモワゼル・ヒロコ)
2008-09-23 05:04:02
アイロンマンさん、いつも応援ありがとうございます。
帰国?戻国?どっちがどっちだかわからなくなってきましたぁ~
なでしこランナー、これからもレース続きます。
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