ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

狭心症で入院!

2007-03-10 | 日本のいろいろ
 少し年上の走友が、3/12から入院予定となりました。走る仲間だけに、心配です。走る、ということは、知らず知らずのうちに身体に無理をしてしまうこともあるからです。

 狭心症、私にも聞き覚えのある病名です。聞き覚えどころかちょうど10年前のわたし、篠山マラソン完走直後の夜中に胸が苦しくなり、ピ~ポ~と音の鳴る車に迎えに来てもらって赤信号も無視して出かけた先で「異型狭心症」と紙(=カルテ、ともいう)に書かれ、その後1ヶ月も軟禁生活が続きシャバに出られなかったことがありました。

 自分の意思で走り始めた矢先のことで、自分でもえらくびっくりしました。健康優良児を信じて疑わず、文字通り飛んだり跳ねたりの生活を送っていたからです。3月の第2週に放映された名古屋国際女子マラソンのテレビ中継を、白いカーテンで周りを囲んだベットの上で見ていました。また走れるようになるのかしら?・・・じわ~っと涙が出てくる日々でした。

 桜の季節になって事なきを得て退院、「どうせ止めてもまた走り出すだろうから。」と心拍計(セイコーのパルスグラフ)を退院祝いにプレゼントしてくれたのは中学時代の同級生でした。それを腕に付け、心拍数を測りながらおっかなびっくりで走ることを再開、そして夏が終る頃には入院していたこともすっかり忘れてランニングに夢中になっていました。

 その後、5年位して心電図検査で少し引っ掛かりましたが、心臓負荷検査では異常なし。その上、ドクターに「5年前よりも心臓の働きが良くなっているね。トレッドミルで歩いても、脈拍が落ち着いていますよ。なにか運動しているの?」と褒めていただき、「ハイ、毎日元気にジョギングをしています!」と胸を張って答えていたのです。「また何かあったら、来なさい。」とドクター。「何かあったら大変なのよ!先生には二度とお目に掛かるものじゃないわ~。」と心の中でつぶやきながら、「先生、ありがとうございました。」と診察室を出たのでした。

 私の場合は、走ることが元気になる処方箋だったのですね。ラン仲間ではカテーテル処置をして走り続けている人もいます。心臓ペースメーカーを付けながら走っている人もいます。きっと細心の注意を払いながらも好きなランニングを続けている方たちです。来週から入院の走友も、無事であることを何よりも祈っています。

 上の写真は、10年前に、狭心症という病名を自分のものとして初めて聞いたときに読みあさっていた、素人向けに書かれた一般解説本。


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1 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
無事退院 (マドモワゼル・ヒロコ)
2007-03-16 12:02:36
案じていましたが、検査入院で済んだようで、無事に退院されました。ほっとしました~
これからも元気で走り続けられますように、Sanatate!

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