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春のこの季節に京都・嵐山まで出かけたというのに、こんなものを記念撮影しているワタクシ、マドモワゼル@外国人視線。というのも、この食品サンプルの類は日本独自の文化。大正時代から昭和初期にかけて考案されたもの。実際にそのお店で出される盛り付け方・雰囲気を忠実に再現。量はちょっと多めだったりするけれど。
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以前、外国からの友人たちを日本観光案内していたとき、「オー、ワンダフルー!」と、飲食店街で食品サンプルばかり写真に撮っていた人もいたくらい。
というわけで、ルーマニアには存在しません、食品サンプル。レストランでは文字で書かれたメニュー表を見て注文。ときどき、メニュー表に写真が載っている場合があります。パフェなど「あ、これ可愛い、これにする!」と、写真で決めて注文すると、盛り付け方の全く違うものが出てきたり。
「あの~、これ、写真と違うんですけど。」などと言おうものなら、「あの写真は、アイスクリームのイメージ。写真と同じものが出てくるわけではないのよ。」と、逆にウェイトレスに丸めこまれたりするのです。つまり、そんなことで文句を言う人など、居ないわよ(=そんなことくらいで文句を言わせないわよ)というわけ。
こんなふうに日本人の場合、食品サンプルや写真を見た場合、ほぼそれを忠実に再現したものが目の前に運ばれてくることを期待しています。そして、ほぼその通りの結果になるのが当たり前。目で見て注文しているのだから、間違いないわよ、と。信頼感と安心感を持って注文をし、その通りになるのです。
この、信頼感と安心感を基準に物事を決めるのは、良きにしろ悪しきにしろ、いままでのところ、日本人に根付いた習慣でもあるようです。
summary in English:
Can you eat them? These are plastic samples in front of Japanese restrant. This kind of display is original in Japan.
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b4/4b0b5f15012a51fda8ba5b025679dd72.jpg)
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