なぜそんなにブカレストに野良犬が多いの？昨日や今日、始まった話しではないのです。
チャウシエスク以前のルーマニア・ブカレストは戸建住宅の立ち並ぶきれいな街並みを誇っていました。が、共産主義の政策により、個人の住宅は没収され、破壊され、そこらあたりにどんどんブロックハウスが建てられました。
このとき、自分の持ち家を終われ、犬を飼うことが出来なくなった人が続出。飼い主を失った犬は町中に流れていったと言います。いちばん上の写真は19世紀半ばのブカレスト。個人の低層住宅が立ち並びます。ルーマニア歴史博物館のミュージアムショップのポスターより。
また一説には、ずっと大昔には、外からの侵略や攻撃に備えて、村全体で犬を放し飼いにすることが行われていました。それがそのまま残っている地方、また、ブカレストにも地方出身者がその習慣を持ち込んだ、とも言われています。
いずれにせよ、人間が面倒を見切れなくなった結果。昔から犬は人の役に立つ動物だったし、人を癒してくれていたはず。狩猟のパートナーにしつけられたり、外敵を知らせるガードマンになったり、愛玩動物として人と一緒に生活してきたのです。
ブカレストの人はたしかにイヌ好き。人口の80％がブロックハウスに住んでいるといわれているけれど、犬を飼うことに制約はほぼ無し。だから、たくさんの人がブロックハウスで犬を飼っています。そして公園に犬を連れて来て、放し飼い散歩させる人もとても多いのです。
放し飼い散歩でほかの通行人をびっくりさせることもあり。公園で自由にトイレをさせて、自分の飼い犬の産物を持ち帰る人、ほぼ見かけません。上・下、二枚の写真、首輪をした犬ですが、つながれては居ません。
こんなふうだから、やっぱり居るのかなあ、自分の都合で飼えなくなって捨ててしまう人。今の時代なら、飼っているときも、そして最後まで、責任を持って飼ってほしいものです。
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いずれにせよ、人間が面倒を見切れなくなった結果。昔から犬は人の役に立つ動物だったし、人を癒してくれていたはず。狩猟のパートナーにしつけられたり、外敵を知らせるガードマンになったり、愛玩動物として人と一緒に生活してきたのです。
ブカレストの人はたしかにイヌ好き。人口の80％がブロックハウスに住んでいるといわれているけれど、犬を飼うことに制約はほぼ無し。だから、たくさんの人がブロックハウスで犬を飼っています。そして公園に犬を連れて来て、放し飼い散歩させる人もとても多いのです。
放し飼い散歩でほかの通行人をびっくりさせることもあり。公園で自由にトイレをさせて、自分の飼い犬の産物を持ち帰る人、ほぼ見かけません。上・下、二枚の写真、首輪をした犬ですが、つながれては居ません。
こんなふうだから、やっぱり居るのかなあ、自分の都合で飼えなくなって捨ててしまう人。今の時代なら、飼っているときも、そして最後まで、責任を持って飼ってほしいものです。
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やはり欧州では英語に加えて、現地の言葉も話せると良いみたいですね。
実は来年以降に中欧（チェコ、ハンガリー、ポーランドなど）に旅行予定なのですが、
旧社会主義の国はあまり知らないのです。
日本のガイドブックも西欧の方が多いし…
ルーマニアは2年前にブルガリアと共にEU加盟したばかりですし、
まだまだこれから変わっていくのかなぁと興味があります。
ルーマニア、本当に野良犬が多いですよね。
見ていると切ないです。
ルーマニア、確かに犬好き多いかも！
うちの旦那も野良犬とすれ違うたびに「よぅ！元気？」とかって声かけてましたもん（笑）
でもそんな中でも危険な野犬もいるらしく、「あの犬はヤバそうだから」といって大きく避けて通るときもあります。
その基準が私にはさっぱりだったのですが・・。
あと、数匹で群れているのはさすがに怖かったです。
いずれにしても、犬たちに罪はないんですよね。
離し飼いは絶対ダメですよね。そういったモラリティーが早く浸透してくれればいいのですが・・。
日本も昔はそんなふうだったけど、今は違いますもんね。
さんもかなあ。
でもマドモワゼル家には犬は飼っているのですか？
ちょっとわからないおけはんでした。
前回の足にそばえる犬の写真
かわいく撮れていますね。
ルーマニアはたしかに変りつつあります。ブカレストでは新しい建物がどんどん建てられ、道路も整備されるようになり、脇にちょっとした公園が設けられたりして、街並みは見違えるほどきれいになってきています。・・・でも、見かけではきれいになっているけれど、増加中の車のマナーは悪いまま。人々のポイ捨ては相変わらず。
大規模スーパーの進出で、市民の買い物スタイルも変りました。野菜や果物など、年中安定して供給するために輸入ものが増え、自国の農家を切り捨てています。貧富の差は広がる一方なのです・・・
★みくにゃんさんへ
犬の飼いかたに対する人々のモラルは驚くばかりです。モラルさえ守れないのだから、犬の人生や命も守れない・・・残念なことです。
★アロハランナーさんへ
常夏の島からようこそ！ハワイは観光大国、街並みもきれいで、人々もにこやか（アロハの笑顔が素敵！）
で、ハワイの鶏も「コケコッコー」と鳴くのですか？？飼われている鶏、ですよね？？放し飼い？？ちょっとびっくりしました！
★おけいはんさんへ
家のダーリンは犬好きです。私は最初の頃、野良犬が怖くて仕方なかったけれど、ダーリンと一緒に歩いているうち、彼がとても野良犬をかわいがるし、可愛い、と言うので、わたしもそんな気持ちになってきています。
よく見れば、可愛いな、って。こちらが何もしなければ、いきなり襲ってきたりしないです。
でも、家では動物は飼うこと、出来ません。お姑さんがものすごくきれい好き。どこの家にでもいるといわれているゴキブリ、ひと夏に多くても3匹くらいです、我が家で見かけるのは。
いつも掃除は念入り＆徹底的なのです。
たまたまここに辿り着きました。
野良犬が多いのにはそんな理由があったんですね…
去年、旅行で行った際に泊まったゲストハウスの裏で
上から3番目の写真に似た場所にちょうど似たような犬種の子犬が居て、柵の内側に
兄弟だと思われる段ボール箱に入った亡くなった子犬が入っていて
飼ってる犬と離れて旅をしてたので余計に感情が入ってしまったんだと思いますが、
何もできなかったで沢山泣いてしまいました。
ルーマニアの犬たち、最初は日本の柴犬系とはまったくちがう西洋犬が怖くて仕方なかったけれど、今ではすっかり慣れました。よく見るとみんなとても可愛いし一生懸命生活しています。
犬が増えすぎて命を落とす犬もまた、増えていることでしょう。旅の途中の悲しい思い出ですが、お家で飼っている犬をうんと可愛がってあげてくださいね。