ここはブカレストでいちばん大きな公園、じつに187ヘクタール。ちょっとピンと来ないけれど、真ん中にある湖の周りをぐるり周回すると約6キロ。地下鉄最寄駅はアヴィアトリロール。北側出口すぐ。
いちばん最初に目に止まったのは、自動洗浄式トイレ。それまでは外観プラスチックの簡易トイレばかりだったけれど、2年前くらいからお目見え。緑のボタンを押すと自動で扉が開き、自動で閉まります→中でボタンを押すとペーパーも出てきます→手洗いのために石鹸水も自動で出てくるし、洗ったあとは乾燥機つき。ボタンを押して外に出ると自動で扉が閉まり、30秒ほど自動洗浄。雨上がりで泥の付いたスニーカーで入ったけれど、床も綺麗になっていました。
パリの街角では1ユーロコインが必要な有料トイレ、でもブカレストは無料!・・・トランスヨーロッパ(ジャーニーランのマラソン大会)など、ヨーロッパを旅慣れているNAMIさん、目の付けどころが良いですね~♪
MODURAの泉。このような噴水があちこちに。半日以上かけてゆっくり散策、のんびりベンチでくつろぎたい公園です。
日本庭園(GRADINA JAPONEZA)もあります、私も初めてここへつれてきてもらったとき、案内してもらったっけ。後で行って見よう~。
やっぱりここでもNAMIさんが驚いたのは犬。堂々と寝そべる犬。
群れになって寝そべる犬。・・・そのうち、見慣れます・・・、自然に視界に入ってくる犬が可愛く思えるようになります♪
このような胸像もいたるところに。この方はミハイ・エミネスクさん。1889年6月15日にわずか39歳で亡くなったエミネスクは、ルーマニアの古今を代表する詩人。北部のボトシャニ生れで幼少期をその地で過ごしましたが、文教都市ヤシのコポウ公園で詩作に耽ったと言います。
上の口ひげをたくわえているのは晩年に近いイメージの胸像。ルーマニアの500レイ紙幣では若きエミネスクの肖像に出会います。
最新の名所はこちら、「マイケル・ジャクソン通り」。昨年6月に亡くなったマイケルを偲んでその年の8月新設。ルーマニアの社会主義崩壊後、1992年と1996年の2度、マイケルはブカレストにやって来ています。
マイケル・ジャクソン記念碑もあります。1989年12月の社会主義崩壊後、マイケルがルーマニア公演に来てくれたことは、自由主義への憧れが爆発したようなもの。ステージにマイケルが登場した瞬間、失神するファンが続出したというほど。ルーマニアの人々にとって、マイケルは音楽性と共に、とても大きな存在なのです。
緑豊かな公園を散策していると、日本庭園に出ました。入口もそれらしきつくり。
灯篭があれば日本庭園というのかなあ~?、水が流れていない川と池、池からは巨大な金属製の鯉が飛び上がっています。
「世界人類が平和でありますように」~日本語・ルーマニア語・英語・フランス語、4ヶ国語で書かれた標棒。これ、日本でよく見かけます。どういういわれのものかな、誰が設置しているのかな?
もう少し湖に近いところまで行けば、ユーロ加盟記念の頭像などがありますが、そこまでは足を伸ばせず。遊覧船にも乗れますが、また次回のお楽しみ。
凱旋門広場を経て、農村博物館へ。ブカレストにある凱旋門は第1次世界大戦の戦勝記念に1919年に建てられました。勝利によって念願のトランシルヴァニア地方をオーストリア・ハンガリー帝国から取り戻し、モルドヴァ・ドブロジャ・バルチック(いまのブルガリア領)を含む、大きなルーマニア王国となった時代。
建築当初は木造で漆喰仕上げ、いまの石門になったのは1930年のこと。ここから農村博物館は歩いても5分ほど。足を進めていきます。
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