ルーマニアの首都ブカレストで、今月初めに4歳の男の子が公園で野良犬に噛まれ、命を落とした痛ましい事件。「子供には安全に道を歩いてほしい。」とアンチ・野良犬派と、動物愛護派が真っ向からぶつかり、けんけんガクガクだった今月。
ルーマニア議会は素早く野良犬大作法案の審議に入り、中旬に議会の決議がありました~街で捕獲した犬について、14日公務日以内に飼い主などの引き取り手が無ければ処分する、と。
その後、今週になって憲法裁判所は「これは合憲」と判決。さらに、法案施行にはバセスク大統領の承認が必要。犬好きで知られている大統領ですが、今回ばかりは野良犬の殺処分に賛成の意向。
2011年にも野良犬の殺処分を認める法律が議会で承認されたものの、憲法裁判所が翌年1月にそれを無効(=憲法違反との判決)としたことがあったけれど、いよいよ野良犬受難の時代がやってくる?もしかして、数年後にはブカレストから野良犬が居なくなる??
しかし、政府は野良犬捕獲機関を設置するわけではなく、野良犬捕獲要員を増員するわけではなく、つまり、どんどん野良犬を捕まえて&バンバン処分する、というわけではないのです。このあたりがルーマニアらしいなぁ、と思える法案成立。
たいていはそこらあたりに寝そべっているだけ、おっとりとした風貌で街行く人々を癒してくれるブカレストの野良ワンコたち。ちゃんとご飯ももらっているこの子たち、うまく人間と住み分けできると良いね。
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最近、野良ニャンコが随分減ったのは処分されたのか、それともエサをやらなくなったのか?
帰省のたびに、見かける猫たちが少なくなって・・・・。餌をあげているひとは、多々いましたが・・・。
気づかないうちに捕獲処分されたのかなあ、と。
親から言われているのでしょうね、気をつけなさい、と。
私でも、公園を走りに逝くとき「野良犬に気をつけて。」といわれるようになりました。あ、そうか、日本人も過去に犠牲になっていました。
ポンタ、は、日本人にとっては愛嬌のある名前ですね!