ブカレスト・マラソンは、ハーフ&フル、同時スタート。ひとまず、どんな状態であろうとも、サブスリー(=フルマラソンで3時間未満でゴールすること)を目標とするマイダーリンと、ハーフで1時間30分に近づきたい私、ペースはともに1キロ当たり4分15秒。
1秒も無駄にしたくないワタクシ、マドモワゼル、スタートラインの人ごみに紛れながらも前のほうに並びたいな、とじりじりしていると、「レディーファーストだよ。」(=前のほうに行け)と、知り合いのランナーに押し出してもらいます。この日に限ってダーリンのほうが少し後列、私はスタートロス、わずか2秒で発進。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/90/81943a6fe3d550f15c76340b3dd2f85a.jpg)
キロ当たり4分15秒というと、気合を入れていかなければならない速度。気負いすぎて最初の1キロを4分未満で入ってしまい、流れに乗りつつも軌道修正。順調に走り5キロを20分48秒で通過。スタートダッシュのわずかな貯金、どこで使い果たすのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/5f/24f4f2ad4adf5eebd8654adcb2f6a4d2.jpg)
後列からスタートしたダーリンには、2キロ行くまでに追い抜かれています、なるべく背中を見れる範囲で走り続ければ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/9b/2fafaa540c3c1100f951697fb99f03ad.jpg)
10.55キロの2周回、1周目を44分52秒で通過、2周合計90分に近づきたいので、ほとんど貯金なし。ここでもうすでにダーリンの背中を見失っています。13キロを過ぎるあたりの給水で、サブスリーを目指す集団に抜かれ、その差はじりじり開いていきます。給水でペース・メイクを誤ったのか、と思いきや、自分のペースが落ちているだけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b9/8257d4767588c79c86de1413fb448f38.jpg)
何度も立て直そうと思ったけれど、前の集団は少しずつ離れて行きます。つまり私には、このペースで押し通す力がないのだ、と、「あきらめ」の気持ちと、まだまだ脚を動かすべきだし動くはずだ、という「進め」の気持ちが交錯。
手元の時計で確認する1キロごとのラップは非情。身体もかなり冷えてきて、体感的にもペースが落ちていることを認識。でも、このレースは、「1時間30分以内ゴール」が目標ではなく、「1時間30分にどれくらい近づけるか」が目標。タイムを設定したからには、最初からそのペースで飛び出す必要があり、ペースが落ちてきたとしても、最後まで踏ん張ることが大事。
結果、目標よりかなり離れ、1時間31分56秒でフィニッシュ。ほぼ、2分オーバー。後半にダメージが来てしまったレースとなりました。「目標」は置いていたけれど、自分の「予想」もありました。短い距離のクロスが続いたり、直前に腰痛になったりして、この結果はほぼ「予想」(=1~2分はオーバーするだろう)どおり。ギリギリ「予想」内に収まっただけ、良しとするか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d3/4f20f22915a2f93f73d1c0053fb5ca63.jpg)
気持ちはすっきり、あとは手早く着替えて、まだまだ続いているレースの応援。4周回するフルマラソンなので、応援をしやすいのです。最高気温予想11℃のこの日、着込む枚数はハンパでは無かったけれど、おかげで寒さを感じずに沿道に立ち続けました。
トップランナー、ケニアからの招待選手たちのゴール(優勝タイム2時間17分41秒)を見逃し、2時間30分くらいのゴールから観戦。このあたりのランナー、やはり勢いが違う!女子のトップゴールは2時間33分20。力強いです。
そして。40キロ地点あたりと、ゴールまで150メートルあたりは、折り返しがあるので同じ地点。ここが最後の応援スポット。ドキドキして待っていると、ダーリン、やってきました、良いペースだ、あと2キロほどあるけれど、サブスリー確実。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/1d/dce2bab8b4a1cb16c93c82bd317af3dc.jpg)
42キロ地点通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/2c/28d3ea243246d1c596c1c7ae99a7e844.jpg)
ゴールゲートへ向かうはずが、前の周回ランナーに付いていってしまい、ゲートの右側(周回ランナー用)にゴール。計測器が違うので、係員に促され、いったん30メートルほど戻り(中央に柵があって分離されている)、左側のゴールゲートへ飛び込んだそうです。大きなゲートの左側がフィニッシャー用ゲート、右側は周回を重ねるランナー用。ゲートの上に大きく書いてあるのだけれど、夢中で走っていて見ていなかったようです、「30秒はロスしたよ。」と怒っていますが、2時間58分44秒。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/14/4f4e29efd7d7e203d4dafa320a958db1.jpg)
まったく不思議なダーリンです。今年になってからの平均月間走行距離は150キロに満たないランナー(最近は例年、これくらい)。8・9月でやっと160~170キロを走っているだけ。毎日こつこつ走るでもなく、一度に練習で走る距離の最高は15キロほど。
日本人ランナーのように、LSDを積み上げ、その上にペース走を重ね、スピード練習も取り入れて、と言う計画性、ゼロ!おまけに現在の体格、身長173センチ、体重74キロ。かなりお腹が出てきたババーヌ(=こんもりお腹の太っちょ男性のことをこう言います)。ラン仲間から「naturally born as a marathonist」と言われているだけあるかな~。しかし、ちょっとそのお腹をどうかしたほうがいいと思うけれど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bd/2a956205d17eee1444ee86ec35edd8be.jpg)
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1秒も無駄にしたくないワタクシ、マドモワゼル、スタートラインの人ごみに紛れながらも前のほうに並びたいな、とじりじりしていると、「レディーファーストだよ。」(=前のほうに行け)と、知り合いのランナーに押し出してもらいます。この日に限ってダーリンのほうが少し後列、私はスタートロス、わずか2秒で発進。
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キロ当たり4分15秒というと、気合を入れていかなければならない速度。気負いすぎて最初の1キロを4分未満で入ってしまい、流れに乗りつつも軌道修正。順調に走り5キロを20分48秒で通過。スタートダッシュのわずかな貯金、どこで使い果たすのか。
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後列からスタートしたダーリンには、2キロ行くまでに追い抜かれています、なるべく背中を見れる範囲で走り続ければ。
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10.55キロの2周回、1周目を44分52秒で通過、2周合計90分に近づきたいので、ほとんど貯金なし。ここでもうすでにダーリンの背中を見失っています。13キロを過ぎるあたりの給水で、サブスリーを目指す集団に抜かれ、その差はじりじり開いていきます。給水でペース・メイクを誤ったのか、と思いきや、自分のペースが落ちているだけ。
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何度も立て直そうと思ったけれど、前の集団は少しずつ離れて行きます。つまり私には、このペースで押し通す力がないのだ、と、「あきらめ」の気持ちと、まだまだ脚を動かすべきだし動くはずだ、という「進め」の気持ちが交錯。
手元の時計で確認する1キロごとのラップは非情。身体もかなり冷えてきて、体感的にもペースが落ちていることを認識。でも、このレースは、「1時間30分以内ゴール」が目標ではなく、「1時間30分にどれくらい近づけるか」が目標。タイムを設定したからには、最初からそのペースで飛び出す必要があり、ペースが落ちてきたとしても、最後まで踏ん張ることが大事。
結果、目標よりかなり離れ、1時間31分56秒でフィニッシュ。ほぼ、2分オーバー。後半にダメージが来てしまったレースとなりました。「目標」は置いていたけれど、自分の「予想」もありました。短い距離のクロスが続いたり、直前に腰痛になったりして、この結果はほぼ「予想」(=1~2分はオーバーするだろう)どおり。ギリギリ「予想」内に収まっただけ、良しとするか。
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気持ちはすっきり、あとは手早く着替えて、まだまだ続いているレースの応援。4周回するフルマラソンなので、応援をしやすいのです。最高気温予想11℃のこの日、着込む枚数はハンパでは無かったけれど、おかげで寒さを感じずに沿道に立ち続けました。
トップランナー、ケニアからの招待選手たちのゴール(優勝タイム2時間17分41秒)を見逃し、2時間30分くらいのゴールから観戦。このあたりのランナー、やはり勢いが違う!女子のトップゴールは2時間33分20。力強いです。
そして。40キロ地点あたりと、ゴールまで150メートルあたりは、折り返しがあるので同じ地点。ここが最後の応援スポット。ドキドキして待っていると、ダーリン、やってきました、良いペースだ、あと2キロほどあるけれど、サブスリー確実。
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42キロ地点通過。
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ゴールゲートへ向かうはずが、前の周回ランナーに付いていってしまい、ゲートの右側(周回ランナー用)にゴール。計測器が違うので、係員に促され、いったん30メートルほど戻り(中央に柵があって分離されている)、左側のゴールゲートへ飛び込んだそうです。大きなゲートの左側がフィニッシャー用ゲート、右側は周回を重ねるランナー用。ゲートの上に大きく書いてあるのだけれど、夢中で走っていて見ていなかったようです、「30秒はロスしたよ。」と怒っていますが、2時間58分44秒。
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まったく不思議なダーリンです。今年になってからの平均月間走行距離は150キロに満たないランナー(最近は例年、これくらい)。8・9月でやっと160~170キロを走っているだけ。毎日こつこつ走るでもなく、一度に練習で走る距離の最高は15キロほど。
日本人ランナーのように、LSDを積み上げ、その上にペース走を重ね、スピード練習も取り入れて、と言う計画性、ゼロ!おまけに現在の体格、身長173センチ、体重74キロ。かなりお腹が出てきたババーヌ(=こんもりお腹の太っちょ男性のことをこう言います)。ラン仲間から「naturally born as a marathonist」と言われているだけあるかな~。しかし、ちょっとそのお腹をどうかしたほうがいいと思うけれど。
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