ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

冷え込むブカレスト

2009-01-14 | ルーマニアを想うとき

 
日本海側では大雪、ルーマニアも北部や山岳地帯は雪、でもブカレストは雪舞うだけで積もっていません。ブカの人が「雪はまだだよ。」というのは、「積もっていないよ。」という意味のようで。
 


写真はマイダーリンより、ブカレストのチタン公園、水鳥たちがいつも集まってくる水際。太陽があると気持ちよさそうにすら見えます。昨シーズンは12月(2007年)のうちに雪化粧しましたが、今年はまだ。氷点下から気温のあがらない日も多いようですが、冷え込むだけで雪はまだ。
 


冷え込んでいるのは気象だけではなく、経済状況も厳しさの一途。いまや1 EURO =4,5 LEI 、 1DOLLAR U.S.=3.3 LEI、レイ安が進んでいます。2007年夏ごろは1 EURO =3.2 LEI、1DOLLAR U.S.=2.3 LEIをつけていた記憶が・・・。

>今回の金融危機で欧州の小国の通貨はこぞって売り浴びせられた。
(今朝の読売新聞より、印象に残った一文がこちら)
 
世界的な金融危機がルーマニアにも影響を及ぼし、多くの工場が閉鎖され、従業員たちは職を失い、不動産物件は閉ざされたまま。

そんななか、国外に出稼ぎに行っている人はレイ(=ルーマニアの通貨)に換算して多く仕送りが出来るけれど、国外で安定した職を維持することはさらに大変なのです。

マイダーリンの従兄弟たちも何人か、イタリア・ドイツに出稼ぎに行っています。まじめに働いているおかげで、失職したとは聞かず。それぞれ適齢期なので、お嫁さん募集中。

外洋客船に乗り込んでいる従姉妹も二人います。彼女らも一年のうちのほとんどを船の上で過ごし、ブカレストの実家に戻ってくるのは2ヶ月ほど。稼ぎはいいけれど、別世界の暮らし。また普通の生活に戻れるのかなあ?これまた心配。




いつもご声援ありがとうございますm(__)m