ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

イスラエルのマラソン、無事開催される!

2009-01-09 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


昨日のエントリー、2005年のティベリア・マラソンレポートを英訳してくださったYokoさんから嬉しい知らせ。マラソンは8日無事開催され、イスラエリの友人も元気に完走。マラソンどころではないだろう、という声も聞こえてきそうですが、国策に左右されないこの国の人たちの芯の強さを感じます。
 
Yokoさんは、ランニングクラブのHPに投稿した私のレポートを英訳するにあたって、「Visiting friends in Israel」と題名を付けてくださった方。ただマラソンを走りに行っただけではない、私の本来の目的をうまく伝えてくださり、素晴しい英訳に仕上げてくださいました。

それがさらにイスラエルのアビさんによってヘブライ語に訳され、イスラエルのランニング雑誌に掲載されたそうです。そんないきさつもあって、マラソン主催者は今でも日本から走りに来たわたしのことを覚えてくださっているとのこと。

人とのつながりの大切さをまた感じ入っています。



一番上の写真は、マラソンで南半分を廻るガリラヤ湖。
すぐ上の写真は、市街地のマラソンコース。道路の左側に古い時代からの城壁の一部が残っています。


いつもご声援ありがとうございますm(__)m


イスラエルを想う

2009-01-09 | 日本のいろいろ


きのうのエントリーでイスラエルのマラソンレポートを転載したので、ちょっとびっくりさせてしまいました。かの地で走ったのは2005年、今から4年前のこと。同じマラソン大会が今年も開催されるというので、情勢が情勢だけに非常に心配になりながら思い出していたのです。
 
マラソン当日、8日朝にはレバノンからのロケット弾が北部イスラエル、ナハリヤに着弾。北部はマラソンの行われる地域、その日はティベリアス・マラソンの朝!さらに心配しながら、メールの返信を待っているところ。友人はそのナハリヤに住んでいるのです。マラソンどころではない情勢展開。
 
いまでは空前の大規模空爆がつづくガザ地区。パレスチナのハマスが実効支配するこの地区に、イスラエル軍は空爆、そして地上作戦と、かつてない攻撃を続けています。

国際社会のイスラエルに対する批判は強まり、イギリス・フランス・トルコ、そしてアメリカでも市民による反イスラエルのデモが決行されています。
 
そんな中、年明けにデンマークで死海の化粧品を売っていたイスラエル人の若者が銃撃の犠牲に。ガザ攻撃に相反する勢力の犯行と見られていますが、この一人の青年が何をしたというの?
 
国策によりパレスチナと敵対を続けてきたイスラエル。とりまくアラブ諸国とも緊迫の情勢が続いています。

けれどもいつも犠牲になるのはそこに住んでいる罪のない双方の市民、そして子供たち。今朝までにガザ地区での子供たちの犠牲者は257人、怪我をした子供は1080人(abcNEWSより)。AbcNEWSでは、イスラエルの子供たちもパレスチナの子供たちもともに自分たちを愛してくれるものを失う心配を共有している、と伝えています。
>Israeli, Palestinian children share common fear of losing loved ones.

イスラエル軍の攻撃により圧倒的に犠牲者を出しているのはこのガザ地区。毎日数を増やす死者の報道にいちばん心を痛めているのは、イスラエル国民かもしれないのです。余り良く知られていないけれども、イスラエルはハイテク技術に優れ、豊かな心を持ち、もてなしの気持ちにあふれる人々の暮らす国なのです。
 
一日も早い双方の歩み寄りを願ってやみません。



一番上の写真、レバノンとの国境まで5キロくらいのところにある公園から。国策により両国には国交がありません。
すぐ上の写真、イスラエルのファミリー。笑顔が続いてほしい!


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