ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

海外在住者の大阪国際女子マラソン参加について

2009-01-22 | 日本でランニング

 
表題のようなタイトルのお問い合わせをいただきました。なんだろう?読み進めてみると、日本に実家がある日本人女性でただいま海外在住、東京(今年からは横浜)・大阪・名古屋国際女子マラソンへの参加希望の方。

>大会要項を読んでいて気がつきました。
>「国内競技者は健康保険証を必ず持参」
>海外在住なので健康保険は無い。
>実家の住所で申し込もうと思っていたのにどうしよう・・・
>(陸連には実家の住所で登録しているので。。。)
>マドモワゼル・ヒロコさんは毎年大阪国際に出場されているとのことですが、
>住所や陸連登録はどのようにしているのでしょうか?
>そして、健康保険証は受付で見せなくてはいけないのでしょうか?

一番先に私的結論から言うと、「健康保険証の持参」は自己管理、だとおもいます。受付時に一度も提示を求められたこと無し。以前は任意参加の事前健康診断などがありましたが、希望者だけなのでこちらも受診したことなし。

1998年に初参加以来、最初の1~2回はたぶん要綱に書いてあるとおりに健康保険証をきちんと持参したけれど、その後は、「健康保険証を持参すること」と言う一文があることすら忘れていました。

万が一、何かが起こって救急搬送などされたときに、必要なのでは?もし日本の健康保険証がなくても、自己負担になるだけなので、自己管理、と結論させていただきました。
 
実家の住所で申し込むなら、ほかの多くの日本人ランナー(=国内競技者)と区別も付かないでしょうから、「日本の保険証を持っていますか?」とわざわざ尋ねられることもないと思います。海外の住所だと、チェックが入るかも?(これは私の推測です)
 
私自身はずっと日本の保険証を持っています。ルーマニアの医療事情は良くなく、何かあると日本で治療を受けることができるようにしておきたいため。歯科治療なども日本へ帰ってきたときに受けておきます。そんなわけで余り深く考えたこともないルールでした。
 
実家の住所で陸連登録すること、日本陸連公認大会に登録選手としてエントリーすること、などで、準備は万端!
 
日本陸連公認大会と日本陸連公認コースで開かれる大会、とは一線を画するのでご注意。陸連公認コース、と明記してあっても、所定の公認審判員の数を満たすことなどの開催規則をクリアして初めて公認大会となります。公認大会に日本陸連登録競技者として走り、参加資格記録をクリアするのが鉄則。
 
私もこの機会に大会要項をもう一度読んでみました。

>「記録は○○年○月○日以降のもので国内外の公認競技会の記録に限る」(大阪・名古屋国際女子マラソンの場合)

ここ、以前は確か、「日本陸連公認競技会の記録に限る」だったような気がします。いまでは、「国内外の公認競技会」。海外でも公認の競技会ならば、参加資格記録として認めてもらえるというのです。では、対象となる海外の公認競技会は?
 
「IAAF」=国際陸上競技連盟公認の競技会だそうです。

IAAF公認というと、主な競技会は世界選手権やオリンピック。ここらあたりはお呼びじゃないです~当たり前。市民ランナーでも参加できるロードレースはいくつかあります。

・・・残念ながらルーマニアにはIAAF公認レースは無し。「AIMS」(Association of International Marathons and Distancr races)公認マラソンが一つだけ。どちらもインターナショナル、と銘打っているけれども「AIMS」と「IAAF」は別組織。 

98年から参加している大阪国際女子マラソン、角番となった今年、故障と体調不良のため出走を取りやめることにしました。昨年は無理を押して出走、レース中に肉離れを再発収容バスに乗っているので、「出走して具合が悪くなったら途中棄権する」という選択肢は、今回は無し。

実家のある大阪で行われるこのマラソンに参加すること、これ、絶好の里帰りの口実でした。レース好きのマイダーリン公認だったけど・・・。公明正大な口実がなくなると、ちょっと困ったな。 

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