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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



日本の渡り鳥観察ガイド(文一総合出版)から「鳥はいつ渡るのか」の続きを大阪市内に渡ってきたアオアシシギの写真と一緒に紹介しましょう。<・・>が一部省略した引用部

<シギ・チドリ類など直距離を一気に渡る鳥では、渡り前に体内にため込んだ脂肪を使いながら渡りを行う>

<多くの渡り鳥で、日長時間の変化が渡りのタイミングに影響することが判っている>

<日が長くなると、ホルモンの働きで落ち着きがなくなり、食欲が旺盛になって脂肪が蓄積されることが実験で明らかになっている>

<体の準備が整ったら、最後の引き金が風況や気圧で、最適な気象条件が整ったときに出発するよう遺伝的にプログラミングされている>

<渡りの目的地や方位も遺伝的に決まっており、長距離を一気に渡る鳥や、短距離を渡っては休みを繰り返す鳥がいる>

<ヨーロッパでのレーダーを使った調査では、季節や渡る時期によって異なるが、渡りの時に飛ぶ高さは、概ね地上1500mまでと考えられている>

<シギ・チドリ類の多くは、幼鳥が巣立つと親鳥が先に渡りを開始、幼鳥は体力を得た後、群れで渡りを開始する。つまり異なる年齢ごとの群れで渡る>

<一方、秋の渡りでは、上記のシギ・チドリ以外の多くの小鳥、サギ類、猛禽類などが年齢とは無関係に群れとなって渡ることが判っている>



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