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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



昨日の記事の続きとなります。西淀川区は、伝法大橋の北に当たり、伝法大橋北詰の標識が出ていました。この伝法大橋は、車道の両側に狭い歩道が付いています。

伝法大橋(長さ765m)には、1910年(明治43年)に開削された「新淀川」の表示がありました。・・・大阪市内にある徒歩で通行できる橋としては、新淀川大橋(下流側813m、上流側795m)に次ぐ長さでしょう。

新淀川が開削される以前、この辺りは中津川や神埼川の分流が入り組む川筋だったとか。・・・梅田方向には、阪神なんば線の鉄橋があります。

ここは西大阪から尼崎への街道があったため、渡船が運行していたといいます。・・・鉄橋を渡る電車1(阪神9000系)

橋の計画も早くからあったようですが、実際に架けられたのは戦時中の昭和17年(1942年)。・・・鉄橋を渡る電車2(阪神1000系、1205F型)

橋への道路が狭いままだったので戦後拡幅され、その工事の完成が1960年(昭和35年)。・・・伝法大橋は途中からアーチ橋となっています。伝法大橋の下流側歩道は、新伝法大橋のために視界が遮られています。

1969年(昭和44年)には、すぐ下流側に自動車専用の新伝法大橋が完成しています。・・・鉄橋を渡る電車3(近鉄電車)

伝法大橋からは、上流に架かる阪神なんば線鉄橋を渡る電車の全景を撮ることができます。・・・鉄橋を渡る電車4(近鉄9020系)4本とも車体のデザインが違うようです。

橋を渡り終え南詰に到着。橋には昭和35年(1960年)3月竣工の表示が掲示されていました。拡張工事の完成から既に53年が経過しているようです。

伝法大橋(新伝法大橋)の下流には、阪神高速湾岸線の神崎川橋がありますが、徒歩で渡ることはできません。

つづく



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