松江東急インを7時15分にチェックアウトして松江駅のバス停まで歩き、7時55分発七類港行きのバスを待つことにしました。
七類港のフェリー「おき」

隠岐行きのフェリーがでる七類港行きバスは、積み残しを出す混雑ぶりでしたが、後からすぐに臨時バスが出たようです。
七類港のフェリー「くにが」

七類港フェリーターミナル(以下メテオプラザ)は、島根県出身の高松伸氏が1994年の設計コンペで最優秀賞となって設計したビルで、ビルの奇抜なデザインには何回見ても飽きない面白さがあります。
フェリー「くにが」のデッキから見た「おき」とメテオプラザ

メテオ(隕石)プラザのHPには、「1992年12月10日 夜9時頃、島根県松江市美保関町の民家に一つのいん石が落下しました」とあります。
隠岐汽船のフェリー「しらしま」

長さ25センチ、重量6,4キロの隕石は、46億年前に太陽系の誕生と共に生まれ、6100万年の間、宇宙を旅してきたものだそうです。
メテオプラザ屋上にある隕石のモニュメント

さて、松江からバスで35分かかった七類港では、出発の1時間前なのに乗船ブリッジに行列ができていました。

特別2等のチケットを申し込むと売り切れだったので、2等のチケットを買い、乗船待ちの行列に並んでいると、出航40分前に乗船が始まりました。
マリンポート海士ホテルの沖を通過するフェリー「しらしま」

船に入ると、2等客室には割り込む隙間が無かったので、貸しゴザを借りてきて通路に敷き、固いゴザの上の3等スペースに座って隠岐に向かいました。
途中寄航する別府港

出港してデッキに出てみると、メテオプラザ屋上の隕石のモニュメントが朝日を反射して光っていましたので、設計者は海から見た姿が最も美しくなるようデザインしたのではないでしょうか。

フェリーは、知夫里島の来居港、西ノ島の別府港を経て、七類港から3時間かけて目的地の菱浦港に到着です。

菱浦港では、フェリーが港に接岸したり、出航する写真を何枚か撮っておきましたが、船には何か魅力を感じますね。
菱浦港からバックで出航するフェリーしらしま

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