ニューヨークを舞台に4人の女性の行動を描いたセックス・アンド・ザ・シティの続編、映画「セックス・アンド・ザ・シティ2」を見ました。
真ん中が主役のサラ・ジェシカ・パ-カー(1965年3月生まれ)
映画がはじまるとすぐに結婚式シーンがあり、その余興にライザ・ミネリ(1946年3月生まれ)本人がミュージカル「キャバレー」の衣装で踊るシーンがあります。
準主役のキム・キャトラル(1956年8月生まれ)

ライザ・ミネリも既に64歳を超え、少し太めになりましたが、さすが映画「キャバレー」でアカディミー賞主演女優賞(1973年)を取っただけのことはあり、見事な踊りを見せてくれていました。
ライザ・ミネリは、映画「キャバレー」が公開された後にアルコール依存症や薬物中毒になり、一時は引退の噂もありましたが見事な復活を遂げ、アメリカを代表する歌手、女優として今も舞台を中心に活躍しているようです。

さて、今回の映画ですが、4人の熟女がふとしたことがきっかけでアラブ首長国連邦の中の最大の国、アブダビのホテルオーナーに無料招待され、同国を訪問するという夢のようなストーリーです。
飛行機は、2003年に設立された同国のフラッグキャリア「エティハド航空」のファーストクラス、同社はドバイのエミレーツ航空と並ぶ中東を代表する航空会社とか。
ファーストクラスは、扉を閉めると長さ2m、幅76cmの個室となるタイプで、室内にはフルフラットベッドになる大型シートがあり、豪華なその空間を映画が紹介してくれます。

また、アブダビでの宿泊は、アラビア様式の「エミレーツ・パレス」、ネットで調べてみるとツインのスタンダードルーム(55平米)が3万6千円、2ベッドルームパレススイート(460平米)が54万6千円とありましたので、それほど高価なレートでは無いようです。

映画の撮影に使われたのは、2ベッドルームパレススイートではないかと思いますが、スクリーンで紹介された部屋は、やはり豪華そのものでした。

この映画では、アラビアンナイトのような夢の世界を垣間見せてくれていましたが、夢はすぐに現実に引き戻されるという「落ち」もちゃんと用意されていました。
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