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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



大阪市内に旅鳥として渡来する野鳥で、喉が赤いことで知られているのはノゴマ(全長16cm・スズメ目ツグミ科)です。

ノゴマの英語表記は、シベリアン ルビースロート(シベリアで繁殖するルビーのように赤い喉)確かに喉の赤色がルビーを連想します。

ノゴマはシベリアだけでなく北海道でも繁殖、越冬地に向かう途中に大阪市内の公園などに立ち寄って栄耀補給するようです。

ノゴマを鳥名由来辞典で調べると、安土桃山時代から「のごとり」の名前で知られ、当時出版されていた日葡辞典にも記載があるそうです。

当時、目立つ赤い喉をした小鳥を「のどことり」と呼び、それが「のごとり」となったのかもと鳥名由来辞典にありました。

また江戸時代になると「のごとり」に「喉赤鳥」の漢字が当てられるようになっています。

喉の赤を宝石のルビーに例えた英語名も味がありますね。

「のごとり」は、江戸時代になってから「のごま」と呼ばれるようになっています。

野にいる「こまどり」から「野ごま」と呼ばれるようになったという説があるようです。



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