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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



1988年というバブル絶頂期に、大阪に本社を置く青木建設が世界的ホテルチェーンのウェスティン・ホテルズ・アンド・リゾーツを1730億円で買収して世間を驚かせたことがあった。

ウェスティン淡路



青木建設は、その投資が祟って5220億円の負債を抱えて2001年に民事再生法の適用を申請、倒産している。



この倒産劇は、高杉良の小説「ザ・ゼネコン」に詳しく描かれているが、青木建設は倒産後高松建設の傘下に入り、2004年あすなろ建設と合併して今では青木あすなろ建設となっている。

ロビー



不動産投資家のスターウッドは、1998年1月にウェスティン株のすべてを、同年2月にシェラトン株のすべてを買収し、スターウッド・ホテル&リゾートが誕生している。

明るいロビーラウンジ



スターウッド・ホテル&リゾートは、現在9つのブランドで構成され、シェラトンホテル、ウェスティンホテル、ル・メリディアン等は同じグループのホテルなのである。



ウェスティン淡路には、2002年のワールドカップサッカーの時に来日したイングランドチームが宿泊したことで、ホテルの名前が一躍有名になっている。



ベッカムは、ホテル10階の夢舞台を見下ろす部屋に宿泊しているので、一度その10階の部屋に泊まってみることにした。

10階エレベーターホール



部屋の広さは、リゾートホテルだけあってシティホテルよりも少し広く、デラックスタイプで42平米とかなりゆったりとしている。

ベランダから見た景色



デラックスタイプの浴室にはシャワーブースは無いが、ホテルには珍しい日本式の洗場がついていて、プラスチック製の椅子と風呂桶が完備しているのが有難い。



サニタリーコーナーの洗面台はガラス製で清潔感があり、トイレには当然ウオッシュレットが完備している。

夢舞台と国立明石海峡公園を見下ろす部屋から見る景色は絶景で、5年前のベッカムもこの光景を見て感動したのではなかろうか。



以前ゴールドコーストのマリオットホテルの高層階に泊まったときに見たラグーンの光景を思い出す素晴らしい景色であった。



夜は、対岸の神戸空港に発着する飛行機の光の軌跡が綺麗であり、朝はウグイスの鳴き声や小鳥のさえずりで目覚めたが、大阪の近くに本格的なリゾートホテルがあることを知らなかったのは迂闊であった。




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