コンチネンタル航空(以下CO)の関空グアム路線は、ボーイング737(以下B3とします)-800型機が使われていて乗客定員は、ビジネスクラスが14席、エコノミークラスが141席、定員合計155人です。

B3-800の全長は39,5m、全幅35,8m、去年乗ったノースウエスト航空の757よりも少し小さく、最高速度時速850キロ、航続距離5500キロと公表されているので、関空、グアム便の機材はどんどん小型化されているようです。
離陸直後の関空ターミナル

COが運航する全てのB3-800には、燃費向上に効果のある「ブレンディッド ウィングレット」が装備され、そのぶん全幅が1,5m長くなっています。

1997年から生産開始されたニュージェネレーション(NG)と呼ばれるB3-600型以降のシリーズは、777型機の技術をふんだんに盛り込んだ最新鋭のハイテク機シリーズで、それまでとは全く別の機体となっているようです。
手前がビジネス、奥がエコノミー席

1年半前に乗ったノースウエストの757型機は、設計が古くなったため2004年に生産中止となっているので、それよりも安全性が高いのではないでしょうか。
ボーイング757型機

ちなみにCOでは、B3-800型機を全部で108機保有し、さらに53機を発注しているので今では同社の主力機材となっています。
グアム空港のB3-800

今回は、ビジネスクラスでの利用だったので、エコノミー3人分のスペースを2人で使う配置となっている座席は、幅53センチ、エコノミーよりも約10センチ広いようです。
皮貼りのビジネスシート

また、ビジネス席前後のシートピッチは、97センチ、エコノミーの78センチよりも19センチ広いようです。
エコノミーシート

しかし、JALバリ便のビジネスシートピッチは、127センチもあったのでCOのB3よりもかなりゆったりとしていました。
安定感のあるブレンディッド ウィングレット

航空会社が熾烈なコスト競争の中で機材を小型化すると、ビジネスクラスも窮屈となるのでしょうがB737は、新鋭機らしい非常に安定した飛行を体験させてくれました。
つづく
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