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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



淡路夢舞台「奇跡の星の植物館」の延床面積は6700m²、「咲くやこの花館」の6900㎡に次ぐ日本第2の規模の大温室で、京都府立植物園「観覧温室」の4600㎡よりもかなり広い温室である。



その3大温室の入場料は、「奇跡の星の植物館」が600円、「咲くやこの花館」が500円、「観覧温室」が200円(別に植物園の入場料が200円)と、淡路が最も高い設定であった。



2000年の淡路花博の際には、入場するのに何時間も待たされた人気パビリオンであったが、今では待ち時間無しで、ゆっくり鑑賞できるのが有難い。

チケット売り場の左にあるエスカレーターで一気に4階くらいの高さまで上がると、ホールに置かれた柏葉アジサイの白い花が満開であった。



フラワーショースペース、癒しの庭、トロピカルガーデンと続く展示室を見下ろす長い廊下を進み、突き当たりのスロープを下りると、ブランツギャラリーである。



展示室1と番号がついたブランツギャラリーは、 多肉植物のドライガーデンで、最大の売り物は、アロエの大木と北アメリカ原産の多肉植物アガベ・バリーであろう。



2000年の淡路花博の際、このアロエの大木を見てビックリしたことを思い出したが、今では「咲くやこの花館」や「京都観覧温室」にも展示されている。



「奇跡の星の植物館」の植物展示は、空間をゆったりと使っているのが特徴で、よく言えば都会的なオシャレな温室、悪く言えば折角の空間を無駄にしている温室ということか。



床の高さが少し低くなっている隣の展示室2は、「トロピカルガーデン」と呼ばれ、耐暑性のあるカラーリーフプランツや、トロピカリフラワーのサマーガーデンである。



丁度、スタンド仕立てのフィリピン原産、メディニラマグニフィカのピンクの花を見ることが出来た。



又、隣の展示室との境界にある藤棚には、「京都観覧温室」にもあったヒスイカズラが藤の花のように垂れ下がっていた。



この花は、2000年の花博にあわせて植えられたが、初めて花をつけたのは2005年になってからという。

クリヌブアマリベ



フィリピン原産のヒスイカズラが、これだけ見事に咲いている温室は珍しいのではなかろうか。



それにしても、安藤忠雄氏設計のこの温室では、どこで写真を撮ってもちゃんと絵になってしまうのが素晴らしい。


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