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今回、隠岐島前(どうぜん)中ノ島の隣にある知夫里島と、「ホテル知夫の里」に行ってきましたので紹介しましょう。

「山陰・島根ジオサイト 地質百選」公式HPによると、知夫里島の西海岸には、約1kmにわたって赤、黄、茶色などの鮮やかな崖の色を示す高さ50m-200mの断崖があり、赤壁として知られています。

赤壁は、高温で粘性のやや低い多孔質岩片が放出され、それらが堆積して軽度に溶結して生じた火砕岩や、火山灰を多く含む集塊岩からなる火砕丘です。

 この火砕丘は底の直径が数100m、比高数10mの規模で同じ岩質の溶岩に覆われ、この火砕丘には粗面玄武岩〜玄武岩質粗面安山岩の岩脈が観入していて、噴火の際のマグマの通り道であったと考えられています。

知夫里島を構成する岩石は、約630-530万年前に活動したアルカリ成分を多く含む火山岩類で、この時代は西ノ島の焼火山を中央火口丘とするカルデラ火山がこの地にあり、知夫里島はその外輪山の一部でした。

知夫里島の西部には、赤ハゲ山(標高325m)と呼ばれる丘陵地があり、頂上の展望台から、世界でも二か所しかないという海のカルデラを一望できます。

さて、「ホテル知夫の里」ですが、事前予約すればフェリーの寄港する来居港から車の送迎サービスを受けることができ、10分ほどでホテルに到着です。

ホテルは、今から683年前に隠岐に配流された後醍醐天皇が最初に上陸した仁夫湾を見下ろす丘の上にあり、良く管理されたグランドゴルフ場が南側に広がっていました。

ホテルのHPには<晴れた日は水平線の先に本土や大山を眺められ>とありましたが、この日は霞んで見ることができませんでした。・・・仁夫湾の右、長尾鼻の先にあるのは神島

先に紹介した観光スポットの赤ハゲ山(325m)や赤壁までは、ホテルから車で10分ほどで行くことができます。



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