最近調達したネオ一眼を持って、野鳥の名所として知られる大阪城に行ってきました。・・・枯葉色が保護色となっているシロハラ(どうもメスのようです)
木の上のシロハラ。ツグミとよく似たツグミ科の野鳥で、シロハラツグミの前を取ってシロハラとなったようです。アカハラ(ツグミ)もいることが知られています。
ジョウビタキも見かけました。漢字で書くと「尉鶲」、尉とは古い日本語で白髪の老人のこと。確かにジョウビタキのオス頭は白髪です。
アオジも本丸の日本庭園で見かけました。古い日本語で青菜と同じ緑色をした体からアオ。ジとは鳥の接尾語とか。
正面から見たツグミ。冬鳥のツグミは夏にはいなくなり、夏になると声が聞こえなくなるので「口をツグむ鳥」から来たという説があります。
横から見たツグミ
キジバトの羽毛が木地の木目と似ているので、キジバトと呼ばれるようになったとの説もあるようです。
大阪市内の公園では、至る所でみかけるムクドリ。かつてはムクノキの樹洞に棲む鳥だったことからムクドリとなったようです。
野草と紛らわしい保護色(緑色)をしているアオジを梅林でも見かけました。
参考文献:野鳥の名前 阿部直哉著