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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



先日、橿原昆虫館で蝶を見てきましたが、伊丹市にも沖縄に棲息する蝶の生態展示をしている昆虫館があります。

蝶温室の中の食卓に集まった蝶たち

まずは、最も大型で数が多いオオゴマダラです。この蝶は、体が大きいせいかおとなしく、近づいても逃げないので、ちゃんとした写真を撮ることができます。

オオゴマダラより小型のツマムラサキマダラの雄は、素早く飛翔し、自慢の翅をなかなか見せてくれません。

ツマムラサキマダラの翅がチラリと開くと、その先端が太陽の光を青紫色に反射するのを見ることができます。しかし見る角度によって、青紫色に反射する範囲が微妙に変化するようです。

ツマムラサキマダラの雌の翅は、青紫色に反射しない地味な茶色でした。

今回の撮影では、その交尾の瞬間に遭遇することができました。上が雄、下が雌

横から見たアサギマダラです。ウイキペディアによれば<アサギマダラの成虫はマーキング調査で、秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見され、または少数だが初夏から夏にその逆のコースで北上している個体が発見されている。日本本土の太平洋沿岸の暖地や中四国・九州では幼虫越冬するので、春から初夏に本州で観察される個体の多くは本土で羽化した個体と推測される>とあります。日本昆虫学会ではオオムラサキと日本国蝶候補を争い破れたようです。

2年前、和歌山県から放たれたアサギマダラが、83日後に約2,500 km離れた香港で捕獲され、世界第二位の長距離の移動が確認されたそうです。このアサギマダラという蝶は美しい蝶でした。

つづく



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