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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



先日の記事からの続きです。スジグロカバマダラ(筋黒樺斑、タテハチョウ科マダラチョウ亜科)前翅長(片側の前翅の長さ)はリュウキュウアサギマダラより小型で4cm前後・・・橿原昆虫館の温室では1月5日に20匹

雄は後翅裏中央の翅脈上に黒く丸い模様(性標)があります。また体内に毒を保有しておりその危険性を知らせるためか、非常にゆるやかに飛翔する特徴があります。

国内では宮古島以南の南西諸島に生息し、温暖化や台風の目に乗って移動するなどで以北では迷蝶として観察されることがあるそうです。

ツマベニチョウ(褄紅蝶、シロチョウ科)前翅長4~5.5cm前後、開長(翅を広げた際の左右の長さ)約9~10cm。シロチョウ科では世界最大種、白い着物に、オレンジ色のそでをつけたような翅で、温室の中を素早く飛びまわります。・・・同14匹、この日は新鮮なチョウを見つけることができませんでした。

日本では宮崎県が北限、沖縄県復帰の前にはツマベニチョウを狙う蝶マニアが鹿児島県の佐多岬に大勢集まり、捕虫網を振り回していたそうです。生息域が北上しているようなので関西でも野生のツマベニチョウが見られるようになるかも知れません。

この日、シロオビハゲハの姿をほとんど見かけませんでしたが、やっと1枚だけ撮ることができました。・・・同11匹

ジャコウアゲハ(麝香揚羽、アゲハチョウ科、アゲハチョウ亜科)前翅長 4 ~6.5cm、開長は約 10cm、他のアゲハチョウに比べると、後翅が斜め後方に細長く伸びるのが特徴。・・・同8匹

ナガサキアゲハ(長崎揚羽、アゲハチョウ科、アゲハチョウ亜科)前翅長6~8cmで、日本産ではモンキアゲハやオオゴマダラに並ぶ最大級のチョウです。・・・ナガサキアゲハを1匹だけ見つけました。

江戸時代の分布域は九州以南に限られていましたが、最近では関東北部から東北の太平洋側での越冬が確認されていてナガサキアゲハは地球温暖化の指標種として注目されているそうです。・・・これはジャコウアゲハの雌

つづく



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