遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



なんだか 呼ばれているような気がして くるまを走らせる。

ル カフェ ヌフ という フランスの田舎を模したようなつくりのカフェ

に入る。同じ茨城の有名なカフェ ファミーユ とか 思いだす。

中へ入ると アンティークの椅子とかシャンデリやとか扉とか......

アンティークショップで見つけたお気に入りを並べてみた という感じだが

居心地はいい。

料理は全体に甘い ラタトゥイユもビーフストロガノフも似たようなお味 

星乃珈琲みたい。十六穀米がこわくて今一だった。

そのあと どこへ行くというのでもなく 車を走らせて ちいさなお社

を見つけご参拝して あっ そうかと納得がいった。

真後ろに利根川が流れていた。

線状降水帯がきても どうか お守りください。と祈った。

つぎは香取神社で......といっても ちいさな 香取神社でフツ主さまに。

最後に 紫峰と謳われる 筑波山に向かって祈る。

筑波の神様は3.11のとき この地方をお守りくださった。

3.11の前年 5月から わたしはそれと知らずに 茨城北部 フクシマへ

週末ごとに神社のご参拝の旅をつづけた。

2010年12月 飯館村の お社は三社とも 荒れていて 胸が痛んだのを思い出す。

大きなお社にお参りするのも大事だが まず産土の神社 長いこと地元を守って

くださる神様への崇敬の念 というか まずは清掃 草取り そういう

ことが大事なのだと思う。朝な夕な とおりすがりに手をあわせる

その気持ちが 村を 町を 守ることにつながる。

美しい日本を守ることにつながる。

地方のお年寄りたちがこの世を去ってゆき 産土の社が荒れ果てていったとき

この国がどうなるのか わたしは それがとても怖い。

背中がらくになった。



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