遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



戦争はなぜ起こるか?

イラクの子ども(日本の給水車のまえで)

紛争とは敵対する戦力が武力を行使して争うこと
戦争とは国家が自国の安全を守るため、または軍事力を用いてさまざまな目的を達成しようとする行為


わたしは語り手であると同時にごくふつうの主婦です。おそらくこのブログを読んでくださる方のなかに、語り手であったり主婦であったるする方は多いことでしょう。政治のことはよくわからないしあまりかかわりたくない.....というスタンスの方も多いでしょう。けれども、7日にわたり、このブログを読んでくださった方はお気づきのことと思います。民族間の反目に見える紛争や戦争、正義の戦いといわれるものの陰に見えるのは経済すなわち資源でありお金であることに。

イラク戦争の目的は豊富なイラクの原油だった。オバマはなぜただちにイラクから撤退しないのでしょう? アフガニスタンに派兵したのでしょう? イラク侵攻を正当にした理由である
①大量破壊兵器、
②アルカイダとの関係

がなかったことをアメリカは認めた。それならなぜ、イラクの油田を返し、賠償金を払おうとしないのでしょう? 同じ理由がベネズエラへの介入、そしてアメリカが次にねらうのがイランと言われています。オバマになっても対外的な方針は変わらないのです。

中国が独立国であったチベットに軍隊を進め、僧侶やひとびとを殺し、ことばや文化を奪うわけは? 原油、豊富な希少鉱物、薬草、水でした。トルキスタンのひとたちの出生率は日本の1/10、中国政府はトルキスタンを消滅させようとしています。

   イスラエルの目的はなにか? ガザ沖の豊富な埋蔵量のガス田、ヨルダン川やパレスチナの湧き水、そして土地です。さまざまな法律をつくりパレスチナを分断し、オリーブ畑にパレスチナのひとびとが入れないようにし土地を奪い、最終的にイスラエル人が入植するのです。

パレスチナの子ども

    国家の欲望、他者を押しつぶしても土地や資源を奪い取ろうという野望。

しかしそれはその国民のほんとうの気持なのでしょうか? ごくふつうのアメリカ人は石油の利権のかわりにイラクの三歳の少女の殺戮を、一家皆殺しをほんとうに願っているでしょうか?
ごくふつうの中国人はトルキスタンのひとたちの弾圧、種を絶とうとほんとうにしているのでしょうか?
歴史上長年のあいだ迫害された“ユダヤ人”がほんとうにパレシチナの罪もないひとを殺し、土地を奪うことに賛成しているのでしょうか?

    わたしたち日本人の大多数はアメリカの傘の下にもぐりこむことと引き換えにアメリカの豊かな暮らしを支え、イラクやアフガニスタンのわたしたちとおなじように、家族のしあわせを願って生きているごくふつうのひとびとの生活を破壊し、殺し傷つけることを望んだでしょうか?

    どこか間違っています。戦争やそれによる富、お金を望むのはごく一部の人たちではないのか、権力の近くに利を貪るひとがいるのではないか.....

チベットの子ども

    アメリカや中国や日本の政府が共通して意図的にしていることがあります。それは世論操作です。マスコミによって誤った情報を流し、真実の情報は伏せて、ある種の気分を作り出す......政府は国民が真実を知ることを望みません。いや、真実を知ることがこわいのです。

    冬の戦士のひとりは言いました。「マスコミに騙された」アメリカのマスコミは911の報復、愛国心を訴え続けました。中国ではネットが禁止になりました。なぜなら、ネットの情報には規制がなく、ひとびとは自由に世界中から国のつくられた報道からは得られない真実の断片を得ることができる、それが民衆の怒りや決起につながることを恐れているからです。中国で自由主義経済を享楽しているのは共産党の特権階級で、多くの農民は苦しんでいます。

    日本のマスコミの実態もそう誉めたものではありません。三大新聞は御用新聞(それぞれ主は違いますが)と化し、記者はヨコタテと呼ばれています。横に書かれた記者クラブでの発表を縦の新聞記事にするだけなのです。それだけでなく金主の意向には逆らえませんから金主の意向に沿った報道をするのです。テレビもお笑いやスポーツに国民の関心をあつめ、三面記事に終始し肝心なものから目を背けさせあるいは意図的にある情報を流したりします。

    わたしたちが知らされないニュースは山のようにある、わたしたち日本人は知ることもなく隔離されたつかのまの平和をむさぼっているのです。たとえば6/3 13兆円のアメリカ国際の所持でつかまった日本人(?)について詳細な報道がされないのはなぜか?

    個人が13兆円という小国家の国家予算に匹敵する債権を持つことがあるでしょうか? それは日本政府がなんらかの目的のために持ち出させたとしか思えません。なんのために?


① アメリカに頼まれて
② いよいよ自公連立政権の命運もあぶないので選挙資金に

という考え方があるようですが、みなさんはどう思われますか?  これからマスコミはどんな決着をつけるでしょう? それともヒトノウワサも75日に任せるのでしょうか?


    
    このように見てゆきますと、戦争は国が起こすものですが、国民が真実から目をそらされ、自らの政府をひとりあるきさせ、自由気ままな行動をさせるために起きるのではないかということに気づくのです。......かつて太平洋戦争がそうだったように........わたしたちは知らず知らずあやつられているのではないか.........国による戦争を放棄した世界で唯一の日本国憲法、世界の希望である9条を変えてしまおうといううねりがまるであたりまえのように起きているのは奥にどんなねらい、どんな目的があるのでしょう......


    さて、真実こそ力です。知ること、そして見過ごさないこと、自分の目で見てたしかめ、考えること、行動すること、手をつなぐこと。 今 世界はたかだか10000人の人間に支配されているという考えがあります。人類は今 どれだけいるの?  68億?  この地球をたった10000人の自由にさせていいのでしょうか? 世界中のひとたちがいっしょになって ぷっと吹けば 吹き飛んでしまうでしょう。

    「わたしたちの地球、わたしたちの未来、子どもたちの未来」をおろかで私欲にまみれた一部の政治家や実業家に売り渡されないように、ごくふつうのひとたちがいよいよ目覚めるときがきたのではないでしょうか。そうしないともう間に合わないかもしれない.....写真の子どもたちがどうかみな生きて元気でいますように、祈らずにはおれません。






 東トルキスタンの子ども

東トルキスタンの人々に平和と自由を 失われた1000万の命
 
チベットの女性の人権

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« グローバリゼ... 911がアルカイ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。