遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



 

6月15日(土)11時頃 出発しました。宇都宮から新幹線「やまびこ」で30分 郡山にははじめて降りました。ひとびとであふれた地方都市、そこここにがんばろう福島の垂れ幕がかかっていなければ平和そのもの、豊かな文化都市に思えます。 予約しておいたレンタカーに乗って ガイガーカウンターをふと見ると0.20μsv/h、ぎょっとしました。三春から田村 0.12~0.14 都路町で0.24、ずっと見ていたわけではないのですが そんな線量でした。思ったほどでもない....と思いました。1時間半後 宿泊する川内村のいわなの郷につきました。バスでくるみなさんよりすこし早い到着です。線量は0.09から0.11でした。

それぞれコティジに分宿 わたしはこのたびの企画者であるあど語りの美智子さん 風さん 男性のバブさんと同じ部屋でした。食事のあと激しい雨がふりだしましたが みんなで大きなコテイジにあつまりました。マサラさんの弾き語りがありました。「ラブソング」「だまされんじゃねぇ」......一言でいうと「すごかった」です。わたしはスゴイという言葉はできるだけ使わないようにしてきたのですが その言葉しか思い浮かびません。

.....このうたにはバックボーンがありました。マサラさんは20代のはじめに自給自足をめざし サラリーマンをやめて川内村に移り住みました。有機農法は手間がかかっても 価格に転嫁できないと気づき 有精卵の玉子屋をはじめたのだそうです。3.11のあとパッタリ売れなくなりましたが お客さんは徐々に戻ってきているといいます。線量を測ってもらったところ セシウム合算で0.02ベクレルだそうです。

バブさんは元 保父さんです。バブさんから手遊びを教えてもらいました。菅原さんから カエルの手遊びを教えてもらいました。たのしい語らいが終わってコティジに帰っても 話すことは尽きませんでした。あしたのために身体をはほぐしやすんだのは 1時過ぎでした。正直 神語りである「龍神」を語るのはプレッシャーです。まして 美智子さんから このものがたりを聴いたことが 言葉を紡ぐとき のきっかけになったと聞き、そうそうたる語り手たちのオオトリとなるとプレッシャーはますます重くのしかかります。

わたしは諏訪神社 本宮にお参りし 7日潔斎して臨んだのですが それでもこわいものはこわい あしたはどうなるでしょうか?



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