遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



 

CIMAIで 海太郎さんのピアノ・ライブがありました。海太郎さんはシャイな少年のようなひとでした。

......最初は不協和音のつらなりで 苦しく感じました。

彩度の低い色 .... くすんだオレンジ とか モーヴ とか あらわれては消え あらわれては消える.....

線とカタチ そのうち マッス 不定形なかたまりのように色彩がつぎつぎとあらわれ わたしは恍惚となった からだが揺れる

それはカドのとれた方形の色彩が連続してあらわれる 現代絵画.......のようでもあり 表面の感覚がエナメルのようにつるりとしていたり

シフォンのようにふうわりとしていたりするのです。ときどき 閃光のように エッジの効いた色彩があらわれる

心地よいのですが そのイメージを追ってゆくと 疲れるので 身をゆだねることにしました.....

 

思い出した.... 水戸先生のリュートの響きをわたしは飢えたように求めた....

新大久保の教会でのコンサート 白く煌く水晶の伽藍が生まれてゆく 出現とともに 一部は消え 無限の 生成と消滅が繰り返される

その美しかったこと いまでも 涙がこぼれる ..... 

私は 古楽器 ビウエラを習い始めた頃 自分が共感覚の持ち主であることを知ったのでした。

音は色彩と形状で浮かび上がってくる 澄んでいない音は糸をまるめたよう クリアーな一音は円形.....

苦痛は黄緑の色であらわれる

 

.......ピアノは海のハバネラ この曲はこよなくうつくしかった

澄んだ 紅のいろ が炎のように 水のように....

山のハバネラ ...... あざやかなコバルトブルーに 紫......

 

あとで わたしは ”サンライズブルース”のジョシュの台詞を思い出した

「フェイのうたを聴くと景色が見える きれいな色が滲んで見える.....」

あぁ このことだったんだな.....    わたしはたいせつなことをあたまの表面ではすぐにわすれてしまう

でも こうして うかびあがってくる .....  人間て不思議だなぁ   .... 、もっとゆだねていたいなぁ 

音 色彩 ものがたり ..... すべて 波動

 

このコンサートをCIMAIさんとプロデュースしてくれた yuzuriさんと再会した。

明晰な 清清しい感じがあった。 迷いが霧散した......山の中の冷気はそのままで......

 

共感覚 → こちら



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