遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
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→ http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0923.html

以下転載

昨日9/23日に『NHK Eテレ チェルノブイリ原発事故・ 汚染地帯からの報告 「第2回 ウクライナは訴える」』を見ました。

≪主旨は以下≫

去年4月、チェルノブイリ原発事故25周年の会議で、ウクライナ政府は、汚染地帯の住民に深刻な健康被害が生じていることを明らかにし世界に衝撃を与えた。

事故後に生まれた子供たちの78%が慢性疾患を持っていた・・・国際社会に支援を求めている。

強制避難区域の外側【年間被ばく線量が5ミリシーベルト以下】とされる汚染地帯に、事故以来26年間、500万人ともいわれる人々が住み続けている。

NHKは今年4月、汚染地帯のひとつコロステン市を取材【原発から140キロ、人口6万5千人】。

①半世紀近く住民の健康を見続けてきた医師ザイエツさん
事故後、目に見えて心臓病の患者が増えた ことを実感してきたという。その原因は、食べ物による内部被ばくにあるのではないかと考えている。

学校の給食は放射線を計った安全な食材を使っている。しかし子供たちの体調は驚くほど悪化。血圧が高く意識を失って救急車で運ばれる子供が多い日で3人はいるという。慢性の気管支炎、原因不明のめまいなど、体調がすぐれない子供が多いため体育の授業をまともに行うことができず、家で試験勉強をして体調を崩すという理由から中学2年までのテストが廃止された

②しかしIAEAをはじめとする国際機関は、栄養状態の悪化やストレスなども原因として考えられるとしてウクライナの主張を認めていない。

放射線の影響を科学的に証明するには被ばくしていない集団と比較しなければならないが、住民の被ばくに関するデータも、被ばくしていない集団のデータも十分ではなく、今後も証明は困難が予想される

③国際社会に支援を訴えながら、放射線の影響とは認められていないウクライナの健康被害。

被ばく線量の詳細なデータはなく、放射線の影響を証明することは難しいが、ウクライナの汚染地帯で確かに人々は深刻な健康障害に苦しみ、将来に不安を抱えながら暮らしていた。

2012年9月30日(日)午前0時50分~から再放送

チェルノブイリ原発事故から26年たった現地を取材し、地元の医師や研究者にインタビュー、ウクライナ政府報告書が訴える健康被害の実態をリポートする。

≪以下私の感想≫
最後の医師のメッセージ「福島では私達と同じ失敗を繰り返してほしくない」にその前の実態レポートを見ていたので言葉が詰まってしましました。

『政府はウクライナと積極的・全面的に共同研究するべきだ(もちろん支援も)。国際社会が認める認めないではなく、自分達の国の将来を見据えることなのだから』

次期選挙にはこういうことができる党や議員に投票したい。

以上



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