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以下抜粋
①中国の経済成長のパターンは、近年、外資を国内に積極的に受け入れ、外資主導で、国内の経済成長を実現しています。一方、戦後の日本は、戦前から、日本企業が一定の技術資源をもっていたため、外資の対日直接投資は比較的少なく、主に、米国など技術先進国からの技術ライセンス導入によって、日本企業自身が自己発展して日本の経済成長を支えてきました。
②中国は近年、GDP(国内総生産)で日本を追い抜き、世界第二位の経済大国に成長しましたが、中国内の外資企業にもうけを奪われているのが現状です。この点が、自国資本で発展した日本との大きな違いです。
③そこで、近年、自信をつけてきた中国の産業界は当然ながら、外資の追い出しと、国内資本の充実を図ろうとするはずです。先の反日デモで、中国進出日本企業が大打撃を食らった事情も、今回、アップルホンハイの中国工場が大打撃を食らった事情も、その背景に、中国資本家の外資追い出し魂胆が存在するのではないでしょうか。
④中国進出日本企業の中国内資産はタダ同然でもっていかれるのか。上記のような中国内の事情から、中国進出日本企業の中国内資産は、中国資本家から、虎視眈々と狙われているとみなせます。
⑤尖閣挑発した石原東京都知事や、それに乗っかった野田総理は、米中のワナに嵌ったと指摘しましたが、中国資本家にとって、今回の日中関係崩壊工作は、中国内の日本企業を撤退させ、中国資本家が中国内日本企業資産を合法的に奪取する絶好のチャンスを与えてしまいました。
⑥中国資本家にとって、国内市場だけで巨大なマーケットですから、日韓企業のように、グローバル化する必要はないのです。そこで、日本企業の中国内工場をタダ同然で買い取り、中国資本の工場として再生させれば、中国企業は中国内市場だけで、おおもうけできます。中国資本家はすでに生産技術を修得していますから・・・。日本企業が中国で展開する事業は製造業、サービス業問わず、中国企業でも十分、経営できます。日本料理店ですら、中国人で経営できますから・・・。
以上