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イスラエル軍は20日、イスラム組織ハマスとの地上戦が続くパレスチナ自治区ガザの部隊を増強し、作戦を拡大すると宣言した。侵攻から4日目に入り、双方の攻撃に巻き込まれ、市民の犠牲が急増している。停戦の兆しはなく、状況は一層深刻化している。
8日の戦闘開始から、ガザの死者は410人、負傷者は3千人を超えた。大半は一般市民で、子どもの犠牲が目立つ。イスラエル側でも、ガザからの迫撃砲弾やロケット弾による攻撃で市民2人が死亡。同軍は20日、兵士13人が死亡したと発表。地上戦開始後、兵士計18人が死亡した。
イスラエルとガザの境界付近から始まった地上戦は、中心部のガザ市に及びつつある。国連施設に避難した人は5万人を超えた。
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