goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

さぁキック! いやその前に・・・

2009年08月31日 | オートバイ
どうも中古エンジンを、入手後すぐに始動させてしまう方が多いようだ!

「キックが降りた」や「圧縮がどうこう」の情報は「程度が良い」にはつながらない確認方法と言う
ことを忘れないで欲しい。

もちろん「キックが降りない」は別問題だが、エンジンの積み替えができるならば、シリンダヘッド
を外すくらいはできると思う。

インターネットでエンジンを購入した際は、事前にガスケット類(現在でも入手可)を準備しておき、
せめてシリンダヘッドくらい外して内壁の状態を見よう。

できればシリンダを外して、ピストンの顔を拝んでおこう!

「ミニトレ系のエンジンは丈夫だから」との話も聞くけど、傷傷のピストンでもエンジンが掛かると
言うことを「丈夫」とは言わないことを忘れないように。


この状態でもエンジンは掛かっていた。

エンジン実働で売るほうにも問題はあると思うけど・・・

この手の文章は何度も書いていると思うけど、いまだにチャレンヂャァとしか思えない方が多
すぎるので、書いておかないとね。

そりゃぁ、10年近くも寝かしておいた車両のシリンダには多少の錆も出ているだろう。

寝込みを襲ってキックするのもいいけど、せめて手でゆっくりと降ろし抵抗を感じたら迷わずに
ピストンの顔を確認しよう。

ミニトレのエンジンから異音が出るとのお客さんと話したんだけど、「キックが重かったので、
プラグホールからオイルをたらしてキックした」って無意味です。

正確には気休めにしかならない!

だって、シリンダが錆びていたとしてシリンダの錆をピストンに取らせるの?

いま走れているのも運がいいだけだよ。

そうそう、某オークションの記載で「実働」と「実動」の違いも面白いなぁ



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