悔しいけどHX90青2と比べると、悲しくなるくらいクラッチの操作感が良くない?
HS1単体で見ると、十分軽くて気持ちよく操作できるんだが、上を見ればきりがないというか・・・
ワイヤー自体新品にしているので、考えられる原因はハッキリしている!
この黒いゴムキャップの奥に隠れている部品!
まずはクランクケースカバーを外して・・・
ここ部品は不思議なことに、非分解構造になっている?
まぁ、正確には破壊しないと分解できない。
「破壊」を「分解」とは言わないなぁ
オイルシールも入っているんだけど、外すことはできない。
「破壊」すれば交換できるけど、今度は組み立てることができなくなる。
しかたがないので、オイルシールを持ち上げて、パーツクリーナーで洗浄しまくる!
その後、エアブロウして内部に残っているゴミを吹き飛ばす。
もちろんグリス分もなくなっちゃうので、最終的にはグリスを押し込むことになる。
面倒だけど、ここまでやると、それなりに良い感じになってくれる。
問題は、定期的に手を加える必要があるということ。
非分解構造と書いたけど、パーツリストにはバラバラに部品が記載されている。
螺旋状の加工をされた「プッシュスクリュー」と、それを回転させる「プッシュレバー」に分かれている。
これらは、いまでも入手できる部品で、注文すると・・・
こんな部品が届く!
こんな感じに組み合わされるんだけど、問題は固定方法だったりする。
現物を確認すると、カシメてあるように見えるんだけど、焼が入って堅そうな部品だしなぁ
仮にカシメることができても、定期的にメンテナンスする場合、毎回「破壊」するのか?
レバーから飛び出ている部分は約1.8ミリなので、注意して加工すればスナップリングで固定できるかもしれない。
そうでもしないと、オイルシールも交換できないしね。
溶接や半田で固定すると、オイルシールが使い物にならなくなりそうだし・・・
YH0005
レバーさえずっこけなければ動作的には問題なさそうです。
そもそも、固定すらできないんです。
写真では、単純にはめ込んだだけです。
持ち上げたら、レバーは落ちちゃいます。