goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

完成! DT1

2012年10月16日 | オートバイ




カラーを使わず、プレーンワッシャーだけて組み上げられていたDT1のフロントアクスル

可哀想にワッシャーとアクスルシャフトに押し潰され、オイルシールはすり鉢状に変形していた。

なんでカラーを入れなかったんだろうか?

しかもオイルシールすら交換した形跡はない?

ハブは綺麗になっているんだからそりなりに手を加えたんだろう。

スポークも交換してあるのに・・・

しかもアクスルシャフトをしっかり締め込んだらホイールの回転が硬くなるので、ユルユルになってる。

博物館の展示車両ぢゃないんだから!






もちろんオイルシールは交換して、ダストシールとカラーを正しく使ってフロントアクスルを組み上げた。

今度はアクスルシャフトのナットを締め込んでもフロントホイールはスムーズに回転する。

あたりまえだけどね、ホイールなんだから!






ダストシールはともかくカラーって重要なんだけどなぁ

いままではホイールベアリングのインナーは浮いていた感じで、プレーンワッシャがオイルシールに押し
付けられた感じで固定されていた。

まぁ、「固定」と言う表現は正しくないか・・・



他にも締め付けが甘いところがないかを確認!


と言うことで試乗に出かけることにした。

せっかく走らせるんだから充電系の確認のため、テスターを固定してみた。

だって・・・室内で回転をあげるとうるさくって!






メインスイッチオンでは、6ボルトくらい?


一週間はエンジンを始動させていないので、微妙に電圧が落ちてる。

走り出してエンジンの回転があがると、電圧も上昇するようになった。

エンジンも快調!

フロント周りも今までとは比べ物にならないくらい安定している。


ちょっち気になったのがクラッチのフィーリングで、ほんの少しレバーを握っただけでクラッチが滑り出す。

う~ん、なんとなくクラッチの磨耗ではない感じ?






すぐに店に引き返してクラッチプッシュロッドのアジャスターを確認したら、妙に引っ込んでいるように
見える?

これは調整がおかしいぞ!


これを見ても内部のメンテナンスなんかやっているとは思えない?


早速分解して確認すると、油分がまったくなく乾いている・・・

一度中心部を抜き取ってクリーニングとグリスアップを行って組み上げた。


アジャストボルトも正規位置に調整して試乗すると、問題は解消した。

ミッションタッチが気になるけど、ここに手を入れるにはクラッチ周りを分解しないとダメなのと、コツさえ
つかめば操作に支障はないので、オーナーさんには説明しておこう。






苦労したけどこれで完成!







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