知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

役所の禁煙…水俣市がトリガーを引きました

2010-09-14 09:06:06 | 行政
熊本県水俣市の宮本勝彬市長は9月10日
勤務時間中の市職員の喫煙を禁止する意向を明らかにしました。
庁舎内の喫煙室で談笑する職員らの姿に市民の苦情が相次いだのがきっかけ。
元愛煙家の宮本市長は「禁煙はご時世。職員には我慢をお願いするしかない」と話しているそうです。
当たり前です。
仕事時間中に談笑しながらタバコを吸っている職員を住民が許せるわけがありません。
水俣市は受動喫煙防止のため2007年から庁舎内を禁煙とし、
別館1階に約10平方メートルの喫煙室1カ所を設けていたそうです。
役所を訪れた市民も利用できました。
職場を離れてたばこを吸う職員の姿に「仕事をさぼっている」「民間企業では考えられない」などの声が度々市に寄せられたようです。

昼休み以外は禁煙とするが、規則や罰則は設けないらしいですが、当然、人事査定には反映しなければ意味がありません。
30年余り前までたばこを1日約30本吸っていたという宮本市長は「喫煙で逆に仕事の能率が上がるという意見も分かるが、健康問題や市民の目もある。どうしても吸いたければ昼休みにまとめて吸ってもらう」と語ったそうです。

とうとう役所の禁煙トリガーが引かれました。
これに追随する地方公共団体は、続出することでしょう。