５月１日です

昔はメーデーといって話題になりましたが、最近はあまり耳にしません。労働問題の意識も変わってしまったようですが、某公的組織のようにサービス残業となるシステムを導入して時間外労働を減らせといった指令を出している所もあるようですから、労働問題も別なアプローチが現れるかも知れません。
実績主義、賃金に差を付けて総人件費を抑制するという方策が反省を込めてクローズアップされる中で、日本的経営において本当の意味での最適な賃金体系とは何なのか考えなければなりません。
不安定な賃金の状況であれば、生涯賃金の見込みも立てにくくなり、不動産のように値が張る買い物は、控えざるを得なくなります。我が国に必要なのは、やはり安定性なのかもしれません。
「５月病」と言われてしまう５月になりました。新しい環境の中で疲労が蓄積しているかも知れません。どうか、心のひずみに注意して「５月」を頑張りましょう。