知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

格差の拡大と最低生活の水準

2006-03-02 06:18:11 | Weblog
我が国では国民間の経済的な格差が拡大傾向にあるとの認識が強まっている。実際、私も中流意識があったが、思い直すと下流に属しているのかもしれない。未だに自動車を保有していない。その一方で、生活保護世帯が増加していると聞く。その多くは高齢世帯らしいが、こうした世帯には陰で自動車を保有したまま生活保護を受けているところもあるらしい。
いったい最低生活とは何だろうと思うのである。まじめに働いて税金を納めている人間よりも快適な生活をしている生活保護受給者がいるというのであるから、この水準の設定に問題があるようにも感じる。
また、親の面倒を見ない子ども達が、扶養の責任を国に押しつけて、悠々としていることも問題であろう。例えば、親と同居している方を税優遇するなどの措置を講じてこれを推進する方策を採ってはどうだろうか。