Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

また墨之栄に

2022年10月31日 23時58分00秒 | 飲食遊興
ハロウィンの本夕、それとは全く関係なさそうなオジサン 3 人で(前職の管理本部副本部長兼財務部長、同社を退職した室長と私)で復た「日本橋 墨之栄」に。
 
七種盛り( 3 人前)とブリ兜焼き。旨いねぇ。

月に始まり・・・

2022年10月30日 22時26分04秒 | 天体望遠鏡 関連
釣りの世界には「フナに始まりフナに終わる」と云う人口に膾炙した格言があります。身近な「マブナ釣り」で幼少期に釣りの楽しさを知り、カジキなどを大物釣りを経て(?)奥の深いヘラブナ釣りで終わる、という意味だとか。

天文の世界でも「月に始まり月に終わる」という言葉があります。天文少年が天体望遠鏡を買って貰って最初に観るのが月面で、惑星や星雲団の写真撮影や皆既日蝕に海外遠征もして(?)、月面に戻る、とか。白頭翁も、大した「凝り」ではなかったですが確かに惑星や星雲団に行ったものの途中で絶えて、再開した今は月面が楽しいです。藤沢の暗くない空の下、南面する自宅二階の狭いベランダからも観やすいですし、名前の付いた地形を観ていると飽きません。
今夜は晴れてまずまずの気流状態でした。最南の月を楽しく鑑賞できました。

そうした月を鑑賞するのに参考にしているのが以下の WEB や書籍です。
まず「月世界への招待」。天体鑑賞を「老後の楽しみ」にしようと思った切っ掛けの一つです。また月の名所百景(!?)である「 LUNAR 100 」の存在もここで知りましたし、100 総ての画像が載っていて分かり易いです。
http://mo.atz.jp/index.html
望遠鏡が来てから見つけた WEB で、現在最もお世話になっているのが本部勲夫さんの「月と星空の探訪」の中の「月の観察ガイド」です。
https://tukihosi-tan.com/
https://tukihosi-tan.com/moon-guide/
「月の観察ガイド」の「見どころポイント」には小数点刻みで月齢別の画像が幾つもあり、見え方の違いがよく分かります。観測前に見るべき箇所をチェックしたり、下の書籍『月面ウォッチング』との照合を観測後に行うのにも重宝させて貰っています。

書籍では昔から持っている『図説 月面ガイド』と最近入手して月面観測のときに傍らに置いている『月面ウォッチング』です。

前者は「名所ガイド」としてなら上述の WEB の方が有用なので、今は使っていません。後者は網羅的で、望遠鏡で観ているときに膝に乗せていて、面白いと思った箇所があれば直ぐに探せます。前者のような「名所案内」も読むには良いですが、実際に月面は観ているときには、その時の陽の当たり具合で「今の自分にとっての名所」になるので、網羅性のある後者が有用なのです。また、写真はその陽光の下でというバイアスがどうしても入るので、リアルで良いようで欠点もあり(鳥類図鑑のイラストか写真かと同じく、一長一短)、精密画の後者には写真でない良さもあります(写真でも本部さんのように太陽の高度を種々変えて細かく紹介してあれば、極めて有用です)。

そうそう『月面ウォッチング』の 17 頁に「影の落ちたクレーターが、錯覚によって逆に凸面のドームに見えてしまうこともある」との記載がありました。今月 1 日にドームに見えるのは自分がオカシいのかと書きましたが、そうでもないみたいです。チョット安心しました(爆)

鎌倉交響楽団 第 120 回定期演奏会

2022年10月29日 18時04分45秒 | 音楽・オーディオ
古巣の同僚がコンサートマスターをしている「鎌倉交響楽団」の第 120 回定期演奏会で大船の「鎌倉芸術館」へ家内と。
創立 60 周年記念 第 2 回演奏会です。

指揮は今井治人氏、曲目は、
 ラヴェル スペイン狂詩曲
      ピアノ協奏曲( Pf 独奏:尾城杏奈)
 ベルリオーズ 幻想交響曲
と、フランスものでした。
ピアノ協奏曲は第二楽章の夢見る感じがイイですね(第三楽章は蛇足だと思っている白頭翁なので)。
幻想交響曲も大編成で迫力がありました。アマチュアとは思えない! また木管楽器が上手いと思いました。

あてのあるたび

2022年10月28日 22時16分12秒 | 日記など
今日は小澤太一写真展「あてのないたび」を鑑賞するために上京しました。

上京した日の例にもれず所用多数。中野のフジヤカメラでカメラ等を売却、外苑前で「あてのないたび」を鑑賞し、中野に戻って代金を受け取って、遅いお昼(夕食?)を食べて、秋葉原に廻ってスターベース東京でアイピース関連の相談、最後は悪の巣窟でも金策!?と「当てのある(地下鉄一日乗り放題券の)旅」でした。いや、本当の最後は K 谷長官とオーパでした(爆)
因みに営団は偉くて、一日乗車券は改札を入ってから 24 時間有効なんです。JR は見習え!っての。江ノ電もか(爆)


バーと言えば、中野のブリックが復活(?)していましたね。

良かった!

NewDaysで夜食を

2022年10月27日 00時02分00秒 | 飲食遊興
先日、銀座で飲んで藤沢駅に着いたら小腹が空いたので、NewDays でおにぎりを物色。オムライスはしばしば買うのですが、「駅弁風おにぎり」として「牛肉どまん中」があり、こちらも購入。

なかなか美味しかったのですが、明らかに食べ過ぎ!
で、また在るかなと思って昨日 NewDays を覗いた処、お弁当の対象が「峠の釜めし」、「いかめし」に変わっていました。切り替え、早っ!!

木星の自転

2022年10月26日 22時20分40秒 | 天体望遠鏡 関連
今夕は快晴となり、月明かりもなく絶好の「天体鑑賞日和」です。もっとも、月が出ていれば月を賞でますけどね(笑)
で、17時半頃から望遠鏡を持ち出して、土星を観てカッシニの空隙、タイタンとレアがよく見えました。その後は専ら木星を観ておりました。1840 頃に大赤斑が中央点を通過し、1900 頃にはその東端が中央点を追加するくらいに自転しているのが分かりました。見ていて、飽きない! 結局、小一時間ずっと見ておりました。
タカハシ Hi-Or 4mm を(裸眼で)見ると、像がクッキリとしてなかなか良いことが再確認できました。勿論、(眼鏡付きの)NAV-5SW も視野が広くてコントラストも相応にありますし良い接眼レンズだと改めて思いました。

因みに、「天体鑑賞」は最近知った単語です。今回の自転を見ていたと言っても「観測」というほど科学的な記録を取っているわけではないので「天体観測」はおこがましいです。これまでは「天体観望」や「星見」「スターウォッチング」などを極く適当に使っていましたが、鑑賞が自分に最も似合っている言葉だと思いました。

常識?非常識!

2022年10月25日 00時21分41秒 | 天体望遠鏡 関連
京都の某モーターメーカーで創業者が、自身が招いた何人目かのトップに対して「大企業の人間はスピード感が遅くてダメ」と批判していたような記事を読みました。この批判が正鵠を得ているかは知る由もありません。ただ、社内ルールの確りした企業で規則に基づかず勝手に物事を進めることは当然しませんし、手続きを行う分だけスピードは遅くなります。上場大企業であっても取締役会すら形骸化させて、オーナー CEO の鶴の一声で決めている会社もあるでしょう(何処かの赤い国と同じ!?)。それぞれで「常識(企業風土)」が違います。A 社の常識は B 社の非常識ということが往々にして発生します(私個人の見解としては、「赤い国」型は「鶴」に取り入る人間ばかりとなって、多様性のない組織になっていくので、先々は衰退するのみと考えています)。

閑話休題。
白頭翁が天体観測を始めた 1960 年代後半(半世紀前!)には、こんな「常識」がありました。
 バローレンズは、倍率が上がり対象は大きくはなるものの、像を悪化させるので、月・惑星などの詳細は却って見えなくなる。キワモノ。
 正立プリズムは、殊に中倍率以上では像の悪化が目立ち、天体向きではない。抑々、地上の風景が主対象の双眼鏡と違って倒立像で問題ない。ゲテモノ。

処が今やバローレンズは、接眼レンズと一対一の組合せで発売されたり(例:ニコン NAV-HW と EiC-H )、シリーズ用に特化した設計で却って収差が減ると言われたり(例:ニコン EiC-16 )、専用でなくても評価の高いもの(例:テレビューのパワーメイト)が出てきたりしています。拠って、バローレンズは(総て)粗悪品と云うのは、全く過去の話です。
昨今では、双眼望遠鏡の優位性が認識されるなか、Matsumoto EMS のような高性能の正立ミラーが出てきたことから、(どうせ天頂ミラーを挟むなら)やはり正立像が見やすいとなって、正立系パーツは完全に市民権を得ています。

って、ことで(!?)、白頭翁も EiC-16 と EMS-URA を使っております。この二つ、併用できないけど(自爆)


Ps.
全く関係ないですが、今日の午後の富士山を藤沢駅からスマホで撮りました。

曇っていましたが、クッキリと雪化粧した姿が見られました。

正立ミラー導入

2022年10月24日 23時29分53秒 | 天体望遠鏡 関連
屈折望遠鏡の「悲しい性」は天頂付近を見るときに光路を(多くの場合 90 度)曲げる必要があることです。鏡やプリズムで一回反射させる方法が主な手段ですが、この場合には裏像になることが欠点です。倒立像は星図や本を逆さにすれば対応可能ながら(なので、直視用のセットを導入しました)、裏像だと星図との比較も相当の努力(?)が必要ですし、『月面ウォッチング』の地図と比べるのはかなり不便(脳内変換不能!?)です。

高度のある天体を見るときは仕方がないと諦めていたのですが、昨今では正立プリズムや正立ミラーも(バローレンズと同様に!?)進化して、低倍率だけでなく高倍率でも使えるものが出ていることをお世話になっているスターベース東京のブログで知りました(今まで気付かず、トホホ)。これがあれば星図も月面図もバッチリです。
https://starbase.hatenablog.jp/entry/2021/09/25/182808
で、直視用を整えた直後なので矛盾しているようでもありますが、光路長も短くて適合するので買おうかと思いつつも 660g と重い点は私の架台にはちょっとキツいと考え(抑々 DC にしたのも軽いことが理由です)、WEB を掘っていました。すると、プリズムでも鏡 4 面でもなく鏡 2 面で正立像を作り特許まで取得した方がいらっしゃることが分かりました。こちらは 395g と軽くて、しかもスタイリッシュ!
http://ems-bino.com/

2 インチ・スリーブで光路長もあるので使用不可と思いつつ、その発明者の松本龍郎さんとメールの遣り取りをしていると(私の超初歩的な質問に丁寧にお答えくださりながら)光路長を(鏡 4 面よりも元々短いところ)更に少し短くできること、2 インチ・スリーブをつけられるようなアダプタを作れることを教えて貰いました。また、別途 いつものスターベース東京の S 宿さんから FC-100DC に 2 インチ・スリーブを嵌められる短い純正アダプタがあると教えていただくと共に、短くしたタイプの光路長なら使用しているアイピースは理論上合焦する筈との示唆も貰いました。このお二人との遣り取りでいけそうなことが分かり、Matsumoto EMS-UMA (ショートスリーブ)とタカハシ KP35110 を取り寄せることにしました。

どちらも直ぐに入手できました。届いた 22 日は曇天でしたので、鏡筒への装着だけ。EMS-UMA は画像の通りスマートで、期待値 MAX!

翌 23 日の朝 4 時過ぎに目が覚めると(白頭翁は朝が早い!)薄曇りでしたが、暫くすると快晴に。4 時 30 分が天文薄明開始ですが、ピントチェックは出来そうなので東側に開けている玄関に持ち出しました(家人が寝ているのでベランダには出さず。前の道路に出ればシリウスも接近中の火星も見えました)。で、玄関から見える範囲で最も明るいレグルスを対象にしてチェックすると、私の眼で Erfle28、NAV-SW 3本はドローチューブの引き出し量 15mm 弱で(上の画像はこの合焦した状態です)、Hi-Or4mm も同 5mm 強で合焦しました。S 宿さんのほぼ想定通りですが、この格好良い正立ミラーが使えることが確認できて、安堵しました。残念な点は、(天頂ミラーと同様に)EiC-16 が奥まで入らないので、(天頂ミラー使用時よりも元々の余裕が少ないため)繰り入れ足らずが発生して合焦しないこと(これ復た想定通り)。

なお、有明の月も観ましたが、昇った処なので地球照が上で上下は気になりますが、左右は気にならない感じで、正・裏の違いは余り感じませんでした(自爆)

因みにですが、ドローチューブに接続するアダプタ以降の重さの比較です。271g 対 443.5g で 172.5g の差があります。
 
単体だと天頂ミラー:199g、EMS-UMA:395g(但しノーマルスリーブ。私のはショートスリーブなので 20g 軽いようですね)と仕様に書かれています。

牛すね肉のビール煮

2022年10月22日 10時03分27秒 | 男手料理
牛すね肉のビール煮を恐らく 2 年半振りに昨日作ってみました。レシピから乖離している点は、マッシュルームの投入と玉葱をみじん切りではなく薄切りにしたこと。味付けも比率が少し違ううえにバルサミコを入れてますけど。

煮込んだ(ニコンだ、と最初に変換されました・・・Z5 で撮りましたけどね)すね肉は柔らかくて美味しいです。