Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

同演異盤2

2007年10月31日 23時57分57秒 | 日記など
「ウラニアのエロイカ」は、1989年に出た東芝EMI盤:CE28-5746(同演奏の国内初CD)を持っていましたが、音は今一。そこで、数年前にGRAND SLAM:GS-2005を買い増ししておりました。良くはなったものの、期待したほどの高揚感は得られず仕舞い。そこで、勿体無いことは百も承知、ダメなら1952年のスタジオ録音に回帰しようという不退転の決意をもって(笑)、3枚目にトライしました。これがDELTA:DCCA-0031。まぁ、2枚目とそれほど変わりませんでした。青い鳥はいません。やはり戦前ではなく、1950年代にならないと音はダメなんでしょうか。バルナックライカとM3程の違いですかね…


Lacrimosa

2007年10月28日 23時05分51秒 | 日記など
昨夜の台風で空気がすっかり澄み切った様で、本日は雲一つ無い秋晴れ。片瀬西浜から眺める海と落日と富士は、それは見事なものでした。その後で、珍しくもモーツァルトのKv.626をかけておりました。
昨日の様な嵐の日に落命されたとしても、本日の様な綺麗な夕陽と夕焼けがあるのならば、心美しき人は西方浄土にいけると確信できます。

バーでシチューは…

2007年10月27日 21時47分18秒 | 飲食遊興
Barに対する考え方は人夫々ですが、例えば、お摘みに温かい食べ物を出してはいけないという正統的と言いますかストイックと言いますか、そんな方もいらっしゃいます。一方で、バーなのにブラッセリーと銘打って居る所もありますし、突き出しが温かいポタージュスープ(悪酔いしないようにという配慮からだそうです)のバーもあります。
私は軟弱なのでシチューもOK。ということで(?)、昨日ちょっと仕事も遅くなり、三井ガーデンホテルのKarinに行き、ビーフシチューを頼みました。少し味は濃い感じですが、美味しかったです。昨夜は不義理をしてしまった隠れ家バーでも、冬になると頼んでおけばシチューを作ってくれます。これもまた美味しい。段々、そんな季節になってきました。今年も残り長くはないですね。亦た馬齢を重ねることに…

Terroir

2007年10月26日 23時57分14秒 | 飲食遊興
テロワールは六本木ロア・ビル奥のEnoteca系列のレストラン(イタリアン!?)。3年ほど前に先輩に案内して貰ったまま、東海道線を使う私には帰りの足が不便なので、その後行っていませんでした。先日、ワイン好事家を接待するのに再訪しました。
前菜、パスタ、主菜、デザートのプリ・フィックス・コースが4,300円。量も結構有ってお値打ちです(3,400円のパスタ抜きコースでも、オジサン・女性ならOKでしょう)。ただ、ワインが美味しいのでグラス・ワインで試しながら4~5杯も飲んだり、それに合わせてチーズを追加で食べたりすれば、@10千円位には直ぐになってしまいますので、呑兵衛はご用心を。2Fなので眺望が良い訳では有りませんが六本木ヒルズも一応見えますし、ガラス張りの室内もイイ感じで、接待(少人数)・プライベート共にお薦め。
http://www.enoteca.jp/terroir.htm

同演異盤

2007年10月25日 21時46分11秒 | 音楽・オーディオ

フルトヴェングラーはベートーベンなどで何曲も同じ曲の録音が残っています。そのため同曲異演として、『運命』は戦中の1943年がいいとか、いやフライングの1947年だとか、最晩年の1954年だ、とか議論が喧しかったものです。ところが近年では、更に高じて同演異盤になっているそうですね。
(それ以前もあったのでしょうが、私としては)OPUS蔵が、カザルスのバッハ無伴奏のSP復刻をしたときに購入して、古い音が新鮮に蘇る感覚を味わい、その世界に足を踏み入れました。一方で勿体無いという気持ちもありましたので、買い増しは大好きな演奏に限定しておりました(1938年のワルター指揮マーラー9番など)。
で、昨日、悪の巣窟の悪徳商人から、「フルトヴェングラーの『運命』1954年の“新しい”CD(OTAKEN TKC-311)が出てこれが凄く音が良い」と言われて、久し振りに同演異盤を買って帰りました。本当に音が良くて、EMI盤なんか目じゃない迫力です。エロイカや第九は如何かなと思ってGoogleってみたら、大抵の名演は10種位ありますし、『ウラニアのエロイカ』に至っては30種以上。しかも事細かな論評付きのHPもあり、もう凄過ぎます!私なんかの出る幕じゃないです。
http://www.geocities.jp/furtwanglercdreview/
http://homepage1.nifty.com/classicalcd/FurtwanglerCD/index.htm


美國屋

2007年10月24日 23時42分37秒 | 飲食遊興
美國屋は日本橋高島屋脇の鰻屋。予約してその時刻に行ったのに、相席で暫く待たされる展開。ちょっと客を入れ過ぎ。そのお陰で廉く出来ているのかもしれませんが、今一。お昼の鰻は値段の区別だけで3種類とこれは潔い感じです。二段は食べられないので、中庸の(?)2,300円を食しました。鰻はふっくらと柔らかで美味しいですが、私の好みとしてはもう少し脂が乗った方が好きですね。


PKRは…

2007年10月23日 23時26分13秒 | 写真・カメラ
先週末に気取ってPKRを使った話を書きましたが、ビックに持っていったら受け付けてもらえませんでした。で、「美々卯」の並びの堀内カラーの京橋サービスセンターに行きましたら、機械が壊れて復旧の見込みは立っていない由。
とはいえ、日本では此処以外に持って行き場もないので、置いてきました。丁寧に応対してくれた堀内の人も困っていましたが、私もホトホト困りました。

宇田川

2007年10月22日 20時32分29秒 | 飲食遊興

オミヤで「宇田川」名物カツサンドは戴きましたが、お店には行っていませんでした。今日はお天気も好いし、昼過ぎまで会議が有って昼時も外れてしまったので、チョイと歩いていきました。風邪気味なので、豚肉のビタミンB系がイイかなんて考えもありましたしネ。
13時前でしたから案の定空いておりまして、カウンターに野球帽を目深に被った怪しげな男性一人と入れ込みのテーブルの常連らしい年配の男女1組だけ。後者は昼から麦酒にステーキと結構な感じでした。流石に日本橋辺りの旦那は違います。で、私はカウンターでヒレカツ定食を注文。肉そのものも厚いものの、じっくり揚げる感じで、ゆっくり出てきました。今風のトンカツ屋の様に金網に乗せたりしないでお皿の上ですが、カツは柔らかくて美味しいです。店の作り同様古風ですし、お店の人たちも古き良きイメージ。昼から2,300円なのでそうそうは行けませんが、良いお店です。
そうそう、帽子を被ったカウンターの男性は、三笑亭夢之助師匠の微行の図とお見受けしました(人違いだったら御免なさいまし)。
http://www.nihonbashi-udagawa.com/