Z5II を使い始めて1か月少しとなります。昨日の拙 blog の通り月面写真デビューも済みました。これだけでも換えた価値があります。と言いますか、買い換えの理由がこの連写性能の向上です。
ですが、一般の写真でもなかなか良いです。
先ずは AF の精度・速度が段違いによくなったこと。
次にボディ側の手振れ補正も効果が大きくなったこと。オールドレンズを MF で使っているときによく体感できます。これと連写性能向上が相俟って、AME、ME60 で花などを接写したときの歩留りが格段に良くなりました。もっとも Summilux 80 開放では相変わらずピン来ませんけど(爆)
あとは高感度時の像の粗れも改善したように思います。
ボディ下取りだけですと 16~7 万円の追加出費でしょうか。白頭翁は使わなくなった 24-200 を併せて出したので 10 万円程度の出費となりました。私はその 10 万円の差を是としました。1 本レンズを断捨離できますし(爆)
水曜で定休日なので(笑)、ビックカメラに Z5 + 24-200 キットを下取りに出してきました。24-200 はこれ一本で何でも撮れると思ったものの、広角域はもう少し欲しいですし、抑々 100mm 以上の望遠域はまぁ使わないですし、嵩張りますし(昨日の画像の 14-30 はよく使います)。徐々に断捨離していきます。
昨年の大晦日に NIKKOR Z 14-30mm f/4 S をビックカメラ藤沢で入手しました。
Zeiss 製 Leica 銘の Super-Elmar-R 15mm F3.5 が好きでよく使っていたのですが、金策および大きさを持て余し手放してしまいました。その後、コシナの SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical を狙っていたのですが、2015 年の III から一向に刷新されない処か同じ構成で Z マウント用が昨年上梓されました。となれば改定版は暫く出ないだろうし、ポイント換算後で 100 千円弱ならどうしたものかと考えいた処、純正 Z マウントで 14~30 mm F4.0 が出ていることを知りました。しかも 12 月中ならポイント 13 %還元が使えるし、キャッシュバックもあるので実売 140 千円で買える!
40 千円高いものの、1/4 段明るいし、14-30 ズームで超広角から広角まで幅広く使えるし、S-line だし、そりゃこっちでしょう、となった次第です。
この領域ですと数 mm の違いで印象の大きく異なる写真になるので、やはりズームは使い易いです。開放 F4 の超広角でも寄ればボケも出せます。またデジタル補正とは云うものの歪曲収差のない気持ちの良い絵が上がります。更に各ズーム域で 28cm まで寄れて私には十分ですし、30mm なら撮影倍率 0.16 倍となって料理写真も旅行の記録程度なら十分いけます(因みに 40mm F2 が 0.17 倍なので大差ありません)。要すれば、これ一本で撮り歩きが結構出来ます。更に Summilux-R 80mm(或いは被写体の想定により Macro-Elmarit-R 60mm か AME )をカメラバッグに入れておけば、白頭翁には完璧です。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S - 主な仕様 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング (nikon-image.com)

ビックカメラの最後の一個らしきものをゲットしました。シフト・レンズの PC Super-Angulon-R 28mm F2.8 を買って、結局使いこなせず嫁に出しました。今回のティルト・レンズは更にそのリスクは高そうで、購入時に使いこなす自信の無いレンズとして Moctilux-M 50mm F0.95、Summilux-R 80mm F1.4 と並んで三指に入ります(爆)
https://www.stkb.jp/shopdetail/000000001796/ttartisan/page1/order/
なお、ピーキングの色を一般的な赤ではなく、青にしました。理由はフォーカス・ポイントの枠が赤なので、紛れないように、です。
ピーキングと画像拡大を使わなくとも大抵のケースでピンは来ますが、テーブルフォトなど近接時には、ジョイスティックみたいなサブセレクターとオレンジの「動画撮影ボタン」での拡大を活用して合わせています。ってか、これらの使い方にも慣れた処です(爆)
文転理系の血が騒ぎ、私も「実験」開始。
若干の違い(個体差?計測誤差?)はありますが、ご指摘の通りで、広角域ほど差が大きいです。
24mm 38cm( 12cm 短い)
35mm 43cm( 11cm 短い)
50mm 52cm( 3cm 短い)
70mm 55cm( 3cm 短い)
105mm 62cm( 3cm 短い)
テーブルフォトは TPO 次第で、撮影倍率優先で中望遠域で確り撮るか、(SNS に載せる程度なら)対象との距離から広角にしてトリミングするか、でしょう。
因みに、Z 40mm F2 の最短撮影距離も公称 0.29m ですが、26.5cm まで合焦しました。
https://blog2.hisway306.jp/nikkorz24200mm-min-focusdistance-10cm-shoter-thanspec