Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

FDA-EP18

2017年09月25日 22時36分28秒 | SONY α7 関連
SONY a9 付属品と同等のアイピースカップ FDA-EP18 を購入しました。WEB で a7 II に附属されているものより薄いので、眼鏡をしていても視野全体が見やすいとの記事を拝見したからです。ご指摘の通りで、眼鏡族は a7 を買ったら、必ず購入すべきです。勿論、保ちの悪いバッテリーの追加購入の方が先ですけど(笑)

http://www.sony.jp/ichigan/products/FDA-EP18/

センサークリーニング

2015年07月20日 22時39分45秒 | SONY α7 関連
SONY a7 のセンサー(正しくはローパスフィルター?)の表面にゴミが附着しております。単焦点レンズを取り回していますから、他の偏りホコリの入る可能性は高いと諦めております。
ブロアで飛ばしているのですが、画面下部中央の広がったものは取れません。変なカビとかオイルであれば、大変です。

それで、14 日に末広町のソニーのサービスセンターにクリーニングに持ち込みました。1 年の保証期間を過ぎていますので、 3,240 円也を要しましたが、綺麗になりました。でも、中心から少し下の白丸は残っているなぁ(自爆)

翌日もサービスセンターに行ってみたのですが、取り除けず。で、サービスセンターにあったレンズ、ボディも試してみて、このレンズとボディの組合せだけの特異現象の様です。オカルトですかね?

ところで、なぜ絞ったときにゴミは目立つのでしょうか。ここでも訊いてみましたが、満足の行く回答ではありません。帰ってから WEB 検索しても、被写界深度とだけの回答が多いですが、納得できません。色々と読んでみて、また自分でも考えてみて、最終的には被写界深度と同じ概念(つまり、絞れば被写界深度が深くなることの根本的な原因と本件の目立ち易さの原因が同じ)であることは分りましたけど。
しかし、ニコン、キャノン、ソニー、オリンパス、パナソニック、ライカの各 WEB サイトを探しましたが、明確な理由を書いたものは探せませんでした。メーカーも努力してくださいまし!

Noctilux その 10

2014年02月02日 11時47分29秒 | SONY α7 関連
常立寺の枝垂れ梅を、α7 のアダプター最近接にして、 Noctlux ASPH. で撮ってみました(撮影は昨日です)。
全体はこんな感じです。
 
センター部分です( 100% crops )。
 

上下ともに、左が開放、右が F2.0 です。F2.0 は十分シャープですね。開放も蕊は解りますが、流石にホワホワ。でも、これが好きなんですよね(笑)

α7のフォーカスピーキング

2014年01月19日 18時27分11秒 | SONY α7 関連
α7 には、「マニュアルフォーカス時に、画面内のシャープな部分を色つきで表示し」、「画面のどこにピントが合っているか一目で確認ができ、細かなピント合わせを行うマクロやポートレート撮影に便利」な「フォーカスピーキング」機能がついています。
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7/feature_5.html

マクロでは、どうせ脚を立てて撮るでしょうから、拡大して見る方が確実だと思います。一方で、スナップなどで、実用になれば便利だと考え、実験してみました。約 2m 離れて、江ノ島駅名物の雀さんがフォーカスピーキングで色付いた所で撮った画像の全体像と中心部です。
 
ピンは、そこそこ来ていると思います。因みに、Summilux 35mm ASPH. FLE 開放です。

只のオモチャではない

2014年01月15日 00時17分31秒 | SONY α7 関連
盟友の M 下師匠まで「少し使ってみたけれど、α7(A7)はやはりオモチャだ」なんて云う趣旨のメールを下さるので、私が誤解を与えたと言いますか、Ken Rockwell 氏のあのテストの最後だけを示した私がいけなかったですね。
詳しくは末尾の URL にある A7 単体のレビューをご覧戴くとして、誤解を解く部分だけでも改めて抜き書きしておきます。

曰く、A7 は " a marvelous camera " である。同じ値段なら 6D などがシステムとしては良いだろうが、ライカ・レンズ資産(但し、超広角は別=ダメ)のある自分は A7 に興奮している。なお、A7r は無用で A7 が良い。
以上です。文意に誤りがあるとすれば、私の無理解によるものであり、Ken Rockwell 氏の所為ではありません。

http://www.kenrockwell.com/sony/a7.htm

本物のカメラ、オモチャ、特別なもの

2014年01月14日 00時19分39秒 | SONY α7 関連
判じ物のようですが、キャノン 5D Mk3、ソニーα7、ライカ M typ240 の 3 台について、Ken Rockwell 氏が論評したものです。
http://www.kenrockwell.com/tech/comparisons/2013-12-leica-sony-canon/index.htm

曰く、5Dは本当の写真を撮るときのカメラ、と。
α7( A7 とアメリカでは言うらしい)は家電トップが作ったオモチャで、色々なレンズを着けられて楽しいものの本当のカメラには勝てない、と。
M は、特別なカメラである。喩えるならフェラーリであり、フェラーリは通勤には使わないし、フェラーリを持っているような人は、自家用車として他の車種を持っているし、ホンダ車と信頼性を比べたりしない、と。

これが、結論ですが、A7 が殊にライカの広角レンズに弱い(像が甘くなる)とか、色が悪いとか、私が漠然と感じていたことを適確に指摘しています。ご参考まで。もっとも、私は 5D Mk3 ではなくて 6D、ライカも typ240 ではなくて M9-P しか使っていませんので、大きなことは言えませんけど(爆)

α7 のパープルフリンジおよび周辺減光

2014年01月12日 17時46分19秒 | SONY α7 関連
結論から言えば、この件についてα7 と M9-P との違いは私には解りません。
以下はα7 で撮りましたが、コシナ・ツァイスのビオゴン 21mm F2.8 では大したパープルフリンジは出ないものの、周辺減光は大きいです。


また、Noctilux ASPH.の周辺減光も相変わらずです。左が開放で、右が 2.8 ですね。


VM-E Close Focus Adapter 2:フランジバック

2013年12月26日 01時25分33秒 | SONY α7 関連
先日の Noctilux ASPH. の無限遠実験で、M9-P に比べても α7 だと更に行き過ぎていることが解りました。
下の画像で、左側は M9-P での開放・無限遠のベストポジション(イメージ)、右が α7 でのベスト。
 

つまり、レンズを最も繰り戻した(画像素子側に寄せた)状態が無限遠ですが、それだと寄り過ぎているので、M9-P に比べても α7 + 本 Adapter の場合には更に無限遠から近距離側にしないといけない = 少し繰り出さないといけない、つまりレンズを画像素子から遠ざける必要があることになります。
と云うことは、フランジバックが所定の値より短くなっている?=VM-E Close Focus Adapter は厚みが少したりない?と云う疑問が生じます。

そこで、ノクチだけでなく、保有しているコシナ製造のレンズ中で、最もピントのシビアな C ヘリアー 75mm F1.8 を使って、1,800m 離れた鉄塔を撮影してみました。

開放・無限遠で撮った画像全体とそのときの鉄塔。
 
LVF で最適なところで撮った鉄塔。

因みに、距離環はこんな感じで、指標は、無限遠の横8マークの左側の楕円の中心部辺りを指しております。


同様に、Summilux 35mm ASPH. FLE の開放・無限遠で撮った全体像と鉄塔。
 
LVF で最適なところ。


全レンズを試してはおりませんが、距離環の無限遠に合わせると、ピントは大なり小なり行き過ぎた状態になるようです。
ただ、レンズの「個性」もありますから、フランジバックをピタリにして無限が来ない、よりは、行き過ぎるようにしておくことは、LVF がある以上は全く正しいことであり、VM-E Close Focus Adapter の設計思想としては妥当と考えます。

VM-E Close Focus Adapter

2013年12月23日 00時18分37秒 | SONY α7 関連
コシナ・フォクトレンダーの VM-E Close Focus Adapter をα7と同時に購入しておりますのは、一昨日の記載の通りです。
早速、近接効果が作画に強く出る広角レンズと被写界深度の浅い大口径レンズで、最近接領域の拡大効果を見てみました。

最初に、メーカーも補償すると言っているコシナ・ツァイスのビオゴン 21mm F2.8 の比較です。
M 型で測距可能な最近接の 70cm です。


非連動ながら、レンズの繰り出し限度の 50cm です。70cm とそう違わないですかね。


今回の Adapter の 4mm 繰り出し効果が出た 17 から 18 cm の最近接。

流石に寄りとボケの効果は大きいですし、設計外の領域なのに、意外に破綻がないですね。

次に、大口径と言えばこれ、と云う Noctilux ASPH. の比較です。
50mm レンズですが、最近接は 70cm ではなく 1m です。


これまた繰り出して、50cm 程度から撮影。こんな接写をさせられるとはノクチ君も思っても見なかったでしょうが(?)、コントラストは低いものの、これも大健闘。

寧ろ、少し甘く感じさせたのは、ピンボケかブレであり、撮り手の腕の方が心配ですね(自爆)
以上の画像は総て開放で撮っております。

以下、ボヤキです。
その1. 「日本カメラ」の今月号に「ソニーα7/α7Rで愉しむマウントアダプターで新旧レンズグルメ フルサイズで堪能する高級クラカメ用レンズ フォクトレンダー VM & カールツァイス ZM レンズ相性診断」と題した評価記事がありましたが、あんな小さな画像では、全く意味がないですね。企画者は写真を撮る人ではないと判断せざるを得ません。少なくとも私には、情報量ゼロ=価値ゼロですし、そもそも提灯記事にもなっていませんよね。

その2. コシナの HP で、コシナ製のライカ M マウント互換レンズにつき、この Adapter を使用した際の、近接域の撮影距離が出ていますが、これも不十分。同じ焦点距離で同じ距離から撮影しても撮影倍率が異なりますから、撮影倍率も掲載して欲しいですね。これも、最近接域でどう使いたいか、解っている人たちの筈なのに残念。
それからすると「カメラマガジン」でカノープロが、レンズの近接と本 Adapter 使用時の近接画像を載せていたのは、参考になりましたね。M800 茶縞が何本もあるという意味でも(笑)
こういう形で、全てのコシナのレンズを HP に載せれば、コシナも立派ですけどね。まぁ、そんな几帳面なメーカーはないか(爆)
なお、本稿も三脚を立ててブツ撮りで比較しようかとも考えましたが、手持ちの曖昧さはあるものの、背景のボケ味も解るので、こんな対象にしました。