Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

大晦日 2023

2023年12月31日 16時02分15秒 | 日記など

今年は 4 月末日に前職関連の顧問を辞め、完全に苦隠居となりました。ですが「小人閑居為不善」となるなぁと考え、人材派遣会社に転職した古巣の先輩に斡旋して貰って、2 社で「パート」を始めました。

趣味の世界では、天体鑑賞は(去年の暮れに経緯台を一新してからも)今年も電子ファインダー、双眼装置と出費が嵩みました、イカンなぁ。一方、時計、カメラは売買交錯で大人しいものでした。
歌舞伎見物では、歌舞伎座に 20 回(仁左衛門丈の切られ与三、すし屋、松浦の太鼓が 2 回ずつなので 17 部)、国立劇場に 2 回と昨年比 4 倍近くに跳ね上がりました。
エステティックサロン通いを丸 2 年続けましたが、お金をかけて外見を磨いている甲斐があるのかは、リアルに会う方々のご判断に委ねます(爆)
TV ドラマでは『はやぶさ消防団』に嵌まりました。TV と言えば一年を通じて野球でしたね。WBC の優勝、MLB の大谷翔平選手の大活躍。あとA.R.E.!も。藤井八冠も折に触れて拝見しました。

皆さまには、今年もまた一年間、私の駄文にお付き合い戴き、洵に有難うございました。
良い年をお迎えください!


十二月大歌舞伎 第三部

2023年12月22日 22時16分29秒 | 歌舞伎

渡辺保さん他の劇評を読んで「歌舞伎座新開場十周年 十二月大歌舞伎」第三部の「天守物語」を観たくなってチケットをネットで調べたら東 2 階桟敷の二等席があり、即購入。チケット代を抑えたので、晩ご飯は贅沢に(!?)三回目の「吉兆」さん。

「猩々」は二人がほぼ同じように同時に踊るので松緑と勘九郎の違いがよく分かりました。勘九郎は楷書と思っていましたが、松緑は更にカッチリとしています。

「天守物語」は七之助が玉三郎丈にますます似てきたと思いました。妖怪(?)なので良いのかもしれませんが、台詞廻しで町人のおかみさんに見えてしまうときがあり、多少の違和感がありました。虎之助クンは一所懸命ですが、七之助よりかなり軽量級で残念。ただまぁ何とか面白いと思って最後まで見ていました。

今年の最後に観に来て良かったです。なお、この席も見易くてなかなか良かったです。

 

 

【 本日の演目 】

一、猩々(しょうじょう) 
猩々  松緑
酒売り 種之助
猩々  勘九郎

 

泉 鏡花 作 
坂東玉三郎 演出 
二、天守物語(てんしゅものがたり) 
富姫    七之助
姫川図書之助 虎之介
舌長姥/近江之丞桃六 勘九郎
薄     吉弥
小田原修理 片岡亀蔵
朱の盤坊  獅童
亀姫    玉三郎