私にとって唯一無二のバーは、度々触れている銀座の「隠れ家バー」です。
写真の先輩達に偶々連れて行って貰ったのが始まりです。が、その方々にとってもこの店は馴染みではなく、同じ場所でこのバーの直前に営業していた店の馴染みだったのです。二重の偶然で紹介されたこの店が、私にとって、そこまでの関係になりました。
しかし、そうそう誰でも連れて行けるお店ではありません。一昨年の秋に53歳の若さで亡くなった名物客を筆頭に他の常連さん達からも「紹介する相手は、お店の雰囲気に合った方に限りましょう」と言われて、納得していたことが要因です。と言いますと、Snobbishな感じで嫌味かもしれませんが、最大の理由は、会社帰りに誰彼無しに連れて寄りますと、紹介の紹介で同じ会社の人と頻繁に顔を合わせる様になるでしょう。そうなれば、会社の延長みたいになって興醒めだと思ったからです。また、現在一緒に働いている人を連れていったりしますと、叱ったり叱られたりした後に偶然出くわして、気不味い局面になる可能性も否定できません。そこで、普通付合いの同僚達を連れていける程度の親しさに止め、相応に快適なバーを見つけようと思い立った次第です。
その第一弾として、先週の金曜28日に「オーパ」に行って来ました。第一弾に選んだ理由は、大槻店主が、私の銀座バー事始となった、今は無き「マリ」で修業を積んだことを知ったと云う、唯だその一点だけです。19時半過ぎから21時半頃まで居りましたが、まずまず程良い客の出入りで、しかも静かな人が多く良い雰囲気でした。ただ、残念乍ら大槻店主は現れませんでしたので、ギムレット、ジン・トニックを岩下さんが、ブラックブッシュのオンザロックス、ジン・リッキーをコンクール猛者の田畑さんが作ってくれました(名前を間違えていたら、ゴメンナサイ)。メインのジンがビフィーターなのが至極残念で、2杯目からゴードンに変えて貰いましたが、カクテルはレシピ通りで少し甘く感じます。勿論、一見の客にレシピ通りに出すことは、バーテンダーなら皆そうするでしょうから、批判できる訳がありません(それは理不尽と言うものでしょう)。好みを覚えているばかりか顔色で体調・気分を解るような隠れ家バー店主の方が、私の好みに合うモノを出すのは当然です。年月を費やして、バーテンダーと私の関係もそこまで「育ち」ましたからネ。
で、ここからの判断が難しい処で、顔と好みを多少は覚えて貰ってから判断すべきか、アッサリと次の店に移るべきか。しかも、今回はオーナー・バーテンダーにも会っていません。とは言え、今回の「武者修業」は程々のお店探しが目的なので、広く浅くを第一義として、次の候補店に行くことにします。それらの幾つかの候補の中で、一番ピンと来た店を「第二バー」として少し「育てる」ことで、所期の目的は達せられるでしょうから。
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0335350208/index.html
写真の先輩達に偶々連れて行って貰ったのが始まりです。が、その方々にとってもこの店は馴染みではなく、同じ場所でこのバーの直前に営業していた店の馴染みだったのです。二重の偶然で紹介されたこの店が、私にとって、そこまでの関係になりました。
しかし、そうそう誰でも連れて行けるお店ではありません。一昨年の秋に53歳の若さで亡くなった名物客を筆頭に他の常連さん達からも「紹介する相手は、お店の雰囲気に合った方に限りましょう」と言われて、納得していたことが要因です。と言いますと、Snobbishな感じで嫌味かもしれませんが、最大の理由は、会社帰りに誰彼無しに連れて寄りますと、紹介の紹介で同じ会社の人と頻繁に顔を合わせる様になるでしょう。そうなれば、会社の延長みたいになって興醒めだと思ったからです。また、現在一緒に働いている人を連れていったりしますと、叱ったり叱られたりした後に偶然出くわして、気不味い局面になる可能性も否定できません。そこで、普通付合いの同僚達を連れていける程度の親しさに止め、相応に快適なバーを見つけようと思い立った次第です。
その第一弾として、先週の金曜28日に「オーパ」に行って来ました。第一弾に選んだ理由は、大槻店主が、私の銀座バー事始となった、今は無き「マリ」で修業を積んだことを知ったと云う、唯だその一点だけです。19時半過ぎから21時半頃まで居りましたが、まずまず程良い客の出入りで、しかも静かな人が多く良い雰囲気でした。ただ、残念乍ら大槻店主は現れませんでしたので、ギムレット、ジン・トニックを岩下さんが、ブラックブッシュのオンザロックス、ジン・リッキーをコンクール猛者の田畑さんが作ってくれました(名前を間違えていたら、ゴメンナサイ)。メインのジンがビフィーターなのが至極残念で、2杯目からゴードンに変えて貰いましたが、カクテルはレシピ通りで少し甘く感じます。勿論、一見の客にレシピ通りに出すことは、バーテンダーなら皆そうするでしょうから、批判できる訳がありません(それは理不尽と言うものでしょう)。好みを覚えているばかりか顔色で体調・気分を解るような隠れ家バー店主の方が、私の好みに合うモノを出すのは当然です。年月を費やして、バーテンダーと私の関係もそこまで「育ち」ましたからネ。
で、ここからの判断が難しい処で、顔と好みを多少は覚えて貰ってから判断すべきか、アッサリと次の店に移るべきか。しかも、今回はオーナー・バーテンダーにも会っていません。とは言え、今回の「武者修業」は程々のお店探しが目的なので、広く浅くを第一義として、次の候補店に行くことにします。それらの幾つかの候補の中で、一番ピンと来た店を「第二バー」として少し「育てる」ことで、所期の目的は達せられるでしょうから。
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0335350208/index.html