Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

大晦日 2013

2013年12月31日 17時01分52秒 | 日記など
漸く拙宅も、掃除や買い物、料理など新年を迎える準備が整いました。玄関に新年らしい刺繍を飾り、お香を焚きました(練香ではなくスティックですけど)。

画像は α7 + 旧エルマーを使い、最近接域で撮りました。


今年も一年間、私の駄文にお付き合い戴き有難うございました。
良いお年をお迎えください!

シュークルートもどき

2013年12月30日 18時34分01秒 | 男手料理
窓ガラス掃除などをして、遅いランチは、お正月準備に忙しい家内に代わって、私が担当。これまた、料理といえない料理シリーズですが、「キャベツとソーセージとレモンの白ワイン煮」を作りました。重信初江さんの『「ストウブ」でじんわりほっこり幸せなレシピ』52 頁に出ております。ザワークラウトがなくても、粗めの千切りキャベツとレモンをワインで蒸し煮にして、シュークルートにしてしまうもの。


ドラ猫のため、張り釜状態です。


所定時間で、キャベツはここまで減りました。が、キャベツがまだ固いので、ワインを足してもう少し蒸し煮にしてから食べました。酸っぱいもの好きの我が家ではもう少しレモンが多くて良かったと思います。

Hektor 125mm その2:無限遠

2013年12月29日 18時47分37秒 | 写真・カメラ
先月購入した Hektor 125mm を M9-P で使うと、無限遠がどうも甘いと言いますか、行き足りていない=無限が来ない、と感じておりました。WEB で検索してみますと、無限遠でピンが来ないと書かれている方が何人かいらっしゃいますので、私に限ったことではないのかもしれません。

それはそれとして、今般 α7 と VM-E Closeup Adapter の組合せでは少しフランジバックが短いことが判明しまたので、この玉でも無限遠でピントが来るかもしれないとの期待を持って、試写を行いました。結論としては、まだ少し甘いかもしれませんが、何とか実用になるのではないか、と言う感触を得ました。この玉は年明けに嫁に出そうかと考えておりましたが、止めて使います。

さて、本日の試写は、日没直後の伊豆半島を江ノ島大橋から狙ったものです。全体像は以下の通りです。


開放・無限遠で撮影したもので、左側は中心部の伊豆半島の鉄塔らしきもの( 42,000m 以遠)、右側はプチ灯台(距離 430m 程)。
 
鉄塔はいまいちかもしれませんが、プチ灯台はまずまずシャープです。

次に F4.0 に絞って撮影したもの。
 
絞ったために収差が減ってシャープになったのか、被写界深度が稼げたのかは定かでありませんが、これなら及第点でしょう。


クリスマス・プレゼント

2013年12月28日 17時07分21秒 | 鉄道模型
先日(20日)、忘年会の席上で弁理士の先生に「模型鉄」であることをお話ししたら、Zゲージを衝動買いしたけど飽きたから上げるよ、と。しかも、忘年会場が事務所の近くでしたので、お開き後、事務所に伺い頂戴しました。

レールが少し曲がっていたのは、なんとか誤魔化して使えますが、パワーパックがダメダメです。いぇ先生の使い方でなくて、付属品そのものが「欠陥品」です。9v の乾電池を使うのは許すとしても、フルパワーの前後進しか出来ないので脱線必至です。スターターセットにこんなものを付けるメルクリンの「思想」を疑いますね。例えて言えば、50倍 のズーム双眼鏡を天体初心者、バードウォッチング初心者に売るようなもので、ファンになる人を一気に反対派にするような破壊的な効果があります。例え、5、6千円高くなっても、元々がお安くないセットなので、きちんとスピードコントロールの出来るパワーパックを付けるべきです。
で、先生はスターターセットに加えて、チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道のミカド型蒸気機関車+車掌車もご購入で、それも戴きました。

画像は、α7 + Summicron 50mm ( 11826 )のアダプター最近接で撮っております。

この歳になって、こんな素敵なクリスマス・プレゼントを貰えるとは、望外の喜びでした。

年末の「檀家廻り」

2013年12月27日 23時58分00秒 | 飲食遊興
本日は仕事納めで、社会人になってから空前の年末年始 9 連休となります。もっとも、今宵は 18 時からの納会にも会議で出られず、結局 20 時半過ぎまで残業。
とはいえ、そこから「檀家廻り」を開始。先ずは、1 丁目の「オーパ」に 21 時に。すると「元上司」が居て、「 30 分くらい前に来た。あと 2 軒、渋谷方面に年末挨拶に。」とのこと。で、30 分くらい話して出ようとしたら、元上司は知り合いが来店したので、そこでお別れ。
次に、6 丁目の隠れ家バーに。30 分ほどで、退散。
最後に、東京駅の「カメリア」へ。今年の最後の one for the road は、スモーキーマティニ。ラフロイグをベルモット代わりにつかい、ジンではなくウォッカで、ステアでなくシェーク。レモンピールはそのまま。オーセンティックなカクテルではないので、ステアもある由。これはこれで、美味しい。

田端さん、木戸さん、白川さん、佐藤さん、伊藤キャプテン、大野さん、千明さん、宮野さん・・・バーテンダーのみなさま、麗子さん、谷澤さん、ご馳走さま。来年も宜しくお願いします。

VM-E Close Focus Adapter 2:フランジバック

2013年12月26日 01時25分33秒 | SONY α7 関連
先日の Noctilux ASPH. の無限遠実験で、M9-P に比べても α7 だと更に行き過ぎていることが解りました。
下の画像で、左側は M9-P での開放・無限遠のベストポジション(イメージ)、右が α7 でのベスト。
 

つまり、レンズを最も繰り戻した(画像素子側に寄せた)状態が無限遠ですが、それだと寄り過ぎているので、M9-P に比べても α7 + 本 Adapter の場合には更に無限遠から近距離側にしないといけない = 少し繰り出さないといけない、つまりレンズを画像素子から遠ざける必要があることになります。
と云うことは、フランジバックが所定の値より短くなっている?=VM-E Close Focus Adapter は厚みが少したりない?と云う疑問が生じます。

そこで、ノクチだけでなく、保有しているコシナ製造のレンズ中で、最もピントのシビアな C ヘリアー 75mm F1.8 を使って、1,800m 離れた鉄塔を撮影してみました。

開放・無限遠で撮った画像全体とそのときの鉄塔。
 
LVF で最適なところで撮った鉄塔。

因みに、距離環はこんな感じで、指標は、無限遠の横8マークの左側の楕円の中心部辺りを指しております。


同様に、Summilux 35mm ASPH. FLE の開放・無限遠で撮った全体像と鉄塔。
 
LVF で最適なところ。


全レンズを試してはおりませんが、距離環の無限遠に合わせると、ピントは大なり小なり行き過ぎた状態になるようです。
ただ、レンズの「個性」もありますから、フランジバックをピタリにして無限が来ない、よりは、行き過ぎるようにしておくことは、LVF がある以上は全く正しいことであり、VM-E Close Focus Adapter の設計思想としては妥当と考えます。

Christmas Dinner

2013年12月25日 23時58分00秒 | 飲食遊興
Christmas の今夜、本来ならば自宅でチキンを食べるのが慣わしでした。ただ、家内の調子が今ひとつなので、今夜は外食。木挽町の「蕎麦屋」でチキンならぬ「鴨のつけ焼き」を美味しくいただきました。

因みに、右側のお酒は「竹鶴 純米酒」です。色は古酒のように黄色が強いですが、ウィスキーではなくて日本酒です(笑)

PS. なお、この日本酒の醸造所は、ニッカウヰスキーの創業者の竹鶴政孝の実家とのこと。不明を恥じます。

Noctilux その 9

2013年12月24日 22時31分59秒 | Leica Digital 関連
α7 の LVF があるのですから、無限遠を行き過ぎるように設計されている Noctilux ASPH. について、その無限遠を検証してみましょう。

レンズの無限遠の表示に合わせた境橋からみた江ノ電の鉄橋。画像の中心に金星が写っています。

そのときの金星と画面右下の松の樹(ピクセル等倍)。
 

LVF で見て金星にピントを合わせたときの全景。

そのときの金星と右下の松の樹(ピクセル等倍)。
 
ノクチの周辺部、開放でもなかなか良く解像しています。

差は明らかですね。
なお、焦点移動は認識できませんでした。つまり、絞ったからといってピントが無限遠表示に近くなることは判定できませんでした。と言いますか、被写界深度が深くなっていくので、ピントの山が掴み難くて。


VM-E Close Focus Adapter

2013年12月23日 00時18分37秒 | SONY α7 関連
コシナ・フォクトレンダーの VM-E Close Focus Adapter をα7と同時に購入しておりますのは、一昨日の記載の通りです。
早速、近接効果が作画に強く出る広角レンズと被写界深度の浅い大口径レンズで、最近接領域の拡大効果を見てみました。

最初に、メーカーも補償すると言っているコシナ・ツァイスのビオゴン 21mm F2.8 の比較です。
M 型で測距可能な最近接の 70cm です。


非連動ながら、レンズの繰り出し限度の 50cm です。70cm とそう違わないですかね。


今回の Adapter の 4mm 繰り出し効果が出た 17 から 18 cm の最近接。

流石に寄りとボケの効果は大きいですし、設計外の領域なのに、意外に破綻がないですね。

次に、大口径と言えばこれ、と云う Noctilux ASPH. の比較です。
50mm レンズですが、最近接は 70cm ではなく 1m です。


これまた繰り出して、50cm 程度から撮影。こんな接写をさせられるとはノクチ君も思っても見なかったでしょうが(?)、コントラストは低いものの、これも大健闘。

寧ろ、少し甘く感じさせたのは、ピンボケかブレであり、撮り手の腕の方が心配ですね(自爆)
以上の画像は総て開放で撮っております。

以下、ボヤキです。
その1. 「日本カメラ」の今月号に「ソニーα7/α7Rで愉しむマウントアダプターで新旧レンズグルメ フルサイズで堪能する高級クラカメ用レンズ フォクトレンダー VM & カールツァイス ZM レンズ相性診断」と題した評価記事がありましたが、あんな小さな画像では、全く意味がないですね。企画者は写真を撮る人ではないと判断せざるを得ません。少なくとも私には、情報量ゼロ=価値ゼロですし、そもそも提灯記事にもなっていませんよね。

その2. コシナの HP で、コシナ製のライカ M マウント互換レンズにつき、この Adapter を使用した際の、近接域の撮影距離が出ていますが、これも不十分。同じ焦点距離で同じ距離から撮影しても撮影倍率が異なりますから、撮影倍率も掲載して欲しいですね。これも、最近接域でどう使いたいか、解っている人たちの筈なのに残念。
それからすると「カメラマガジン」でカノープロが、レンズの近接と本 Adapter 使用時の近接画像を載せていたのは、参考になりましたね。M800 茶縞が何本もあるという意味でも(笑)
こういう形で、全てのコシナのレンズを HP に載せれば、コシナも立派ですけどね。まぁ、そんな几帳面なメーカーはないか(爆)
なお、本稿も三脚を立ててブツ撮りで比較しようかとも考えましたが、手持ちの曖昧さはあるものの、背景のボケ味も解るので、こんな対象にしました。

一つ覚え

2013年12月22日 22時23分14秒 | 男手料理
家内が体調不良で何も口に出来ない様子。ドラ猫は、この時期は肉料理でしょ、と。私の作れる肉料理は、ステーキか修業中のローストビーフくらいなので、ローストビーフのリターンマッチとしました。まぁ、何とかの一つ覚えですね(自爆)
条件を変えずに「腕」の比較だけがキチンと出来るように、同じ肉を使いました。前回の肉が固く仕上がったので、柔らかくなるようにマリネしましたら、見た目は同じでも、柔らかさがかなり違います。大体コツが分かってきたので、次はもう少し高いお肉にしましょう(笑)