Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

A&A社のGDR-101

2005年12月29日 23時24分11秒 | 写真・カメラ
ローライフレックス用のカメラバッグです。
実は、ニコンのトートバッグを買う積りでBIC有楽町に行きました。黒とベージュの2色があり、黒ならオジサンの私でも使えそうでした。ただ、小さいもののニコンの文字が入っていて、ニコンのSLRを2台持っているのにそれには使わないと云うことに稍々忸怩たる思いがあり、取り止めました。
それで、Artisan&Artistのバッグも豊富な銀座松屋(なんと21時まで営業)に向い、普通のバッグも含めてイロイロと見ました。その結果、A&AのGDR-101(黒)にしました。一番大型のGDR-104は、緩衝材も入れてカメラバッグとして販売されていて、キャノー・プロもお使いの様です。一方、GDR-101では別売(IN2-1100)です。ただ、IN2-1100を入れればローライフレックスが入りません。私は、岡田修一郎式ハッセルブラッド専用ケース(ACAM-400)に、専用ではないのですが(笑)ローライフレックスを包んで入れています。これで、衝撃の問題は無い筈です。同様に緩衝材に包んだエルマー35mm付A型改1台を入れられる程度には、余分のスペースも空いています。
撮り歩いてみてから、インプレッションを纏めます。

二眼レフの使用感

2005年12月19日 22時38分36秒 | 写真・カメラ
2本目のポジが上がってきました。1本目は手ブレが多くて、全く情けない出来でした。実は、室内で使う展開になり、ミラーショックが無いから1/30くらいなら手持ちで切っても大丈夫だろうと撮っていたら、大間違い。80mmは80mmですから、スローシャッターを甘く見てはイカンと思いました。まぁ、もう少し慣れれば、とも思いますが、今回の結果はブレ続出の2割バッター。マジで下手!
ということで、漸くレンズの評価ができる程度のポジが上がってきました。でも、相変わらず手ブレはありますね。全体観としては、解像線の細いすっきりした端正な印象です。シャープです。ボケ味も、今のレンズの様にホワーっと云う感じではなく、少し芯がある感じは残ります。でも、悪い感じではなくマズマズ良い感じです。逆光も、極めて主観的ですがハッセルブラードよりも良いと思います。どなたか、両方お持ちの方にテストをお願いしたいものです。一方で、巻上の反転操作は慣れかもしれませんが、ハッセルブラードの1回転の方が上だと思います。結論としては、シャッターが軽くて、音も小さいのは、機構上当然とはいえ、やはりメリット大。ライカM系と同時使用しても、相性が良さそうに思います。ですので、暫くの間、じっくり使ってみます。
それから、Rollei35Sもそうでしたが、女性受けするカメラですねェ。Rolleiのカメラからは、フェロモンが出ているのか??

ACAM-106 追加購入

2005年12月11日 16時56分58秒 | 写真・カメラ
ACAM-106 KK(「カーキ」という表示には、無茶苦茶、違和感が有りますが)を購入し、主力のM4BPに着けたことは、以前に書きました。使ってみると、なかなか良いのです。それで、バルナック・ライカにも使いたくなって、追加購入しました。ニッケルに合う色はやはり「萌黄色」。でも、2本同色も面白くないので、今の「萌黄色」をA型改造のDIIに廻して、M4BP用として銀(ACAM-106 SLV)を買い増しました。格好だけは、一流です(自爆)
勿論、ボディの疵防止用の当て革は必須です!

二眼レフ

2005年12月09日 23時11分51秒 | 写真・カメラ
40年以上も前に家にあったカメラは、国産の二眼レフ・カメラでした。今となっては、機種も解りません。ただ、幼稚園に上がる前から、父に覗かせてもらっては、その薄暗い像を眺めて喜んでいた記憶があります。だからって、これを購入したことを正当化しようということではありません。購入理由の正当化なんて、とうの昔に諦めています。ただ単に欲しいだけ。これですよ。人間は歳を取れば子供に戻りますから、って、もう完全に開き直りです。
で、前振りばかりですが、9ヶ月前に120フォーマットは止めて135を突き詰めると心に誓ったものの…また、120用のカメラを手にしました。
Rolleiflex Xenotar 80mm F2.8、ヒゲ無し最終型。
二眼のローライフレックスと来れば、この個体とは時代が多少違っても、これはもう「セーヌ左岸の恋」です。拙宅も片瀬川(境川)左岸です(笑)

この記事へのコメント
1. Posted by KANO 2005年12月10日 01:09
だからさ、左岸が問題じゃなくて恋だろ恋。
『恋は遠い日の花火ではない。』いいコピーだね。
2. Posted by Leikon 2005年12月10日 06:58
恋は売れっ子カメラマンだけのものではない。
真面目で小心者の銀行員だって、恋をする。
3. Posted by okadaya 2005年12月12日 14:32
もっと酷な事いうとカメラが一緒でもエルスケンになれるわけじゃあ、ないよね。美容室行ってキムタクの髪型にしてくださいって言ってるみたいな感じかなあ。そのイイカメラでイイ写真撮ってくればこの言は勿論撤回するよ、期待してますからね。
4. Posted by Leikon 2005年12月12日 22:52
そんなぁ、ローライ買ってもエルスケンになれないこと位は、いくらノーテンキな私でも、解っていますぜ、旦那。ライカなんか、キャノー・プロの南欧の島ロケの機材そのものを何年も使っていますけど、加納プロのレベルの写真が撮れた例しも無いですから。解り過ぎ!
でも、まぁ、イイ写真は撮りたいですし、そのための苦労を惜しむ積りはありませんから、また写真を持ち込みますんで、見てやってください。

外付けファインダー

2005年12月06日 23時16分42秒 | 写真・カメラ
21mm用の外付けファインダーを替えました。以前のも悪くは無かったのですが、少しゴミが多くて逆光の時が辛かったので。
M型は(バルナックは、もっと)、不便ですよね。撮るレンズは対称型で歪曲収差が少ないのに、ファインダーはしっかりと樽型。しかも、写る範囲を凡そでしか示してないのがアリアリ。その点、SLRは写る範囲のままですし、寄れますし。でも当たり前のことですが、どっちも良さがありますよね。所詮、スナップですから、キチンと見られるSLRだから良いとも限りません。バシャッと大きな音がするSLRでは撮れない写真もありますから。それに、建築写真とかをやってる訳じゃないので。
何となく写る範囲でイイです。画角の隅々まで神経を行き届かせられたら、今頃、こんなことやってませんから。

Zeiss Ikon実機拝見

2005年12月05日 23時58分00秒 | 写真・カメラ
先日、キャノープロという方がお持ちのZeiss Ikon黒の実機を拝見しました。ファインダーの測距窓の部分は、9月下旬に交通会館で見たものよりクリアで、スプリット・イメージ的にも使える、と感じました。個体差?それとも、実機ではファイン・チューニング?
AEは楽でしょうね。でも、R系もR8がメインになって、M系もこれがメインになると、露出を測る能力が更に落ちますね…

Dialyt 8x56B その2

2005年12月03日 22時42分32秒 | 双眼鏡 関連
えーっと、俺、ライコンです。夜だっていうのに、麦酒、飲んでません。と、ここまで、Okadaya店主の文章のモノマネです。

というのは、一昨日のOkadaya店主のコメントに応えて、今夜は、晩酌も一切せずに双眼鏡で星を見ては記録を取ってここに至っています。今日は、結構、本気です。

Dialyt8x56の評価ということで、Trinovid 8x32(Trinovidとしては、最終型の一つ前のモデル)、カートンのアドラブリック7x42との比較を致します。勿論、口径も見掛視界も違いますので、単純な比較は出来ませんが、この類の常として比較は必須かなぁ、と。
先ずは収差について。冬は枯れ木が多いので空をバックに色収差を観るのに良いですが、3個とも問題なし。歪曲もそろって少なく問題なしですが、視界の狭い分か、8x56が若干リード。周辺の像の乱れを金星で行ったところ(一番厳しい条件でのテストでしょう)、8x32は視野の1/2くらいから乱れ始め、外周では弓状に。7x42は視野2/3位からで、外周では同様。8x56も2/3位から乱れ始めますが、外周での像も一番マシで、これがトップ。
実際の見え味。快晴の日中は、それだけで見ている分にはどれも良く見えます。ただ、立体感は8x32、コントラストと解像力は8x56。7x42はややコントラストが低く平板で一番落ちますね。まぁ値段が半分から1/5ですからね。続いて、夕暮れの暗闇を。薄暮係数16の8x32が17.1の7x42よりも良く見えます。遠くの屋根瓦など、7x42ではべったり暗いだけなのに、8x32では何かが在るのが解ります。ところが、21.2の8/56だとそれが瓦であることがキチンと解ります。他のテストも同様に、見る順序を変えて試みていますが、結果は同じ。この暗闇での視認度は、段違いで8x56の勝ち。

いよいよ本題の星空。まだ薄暮の残る中、琴座ε星を。小望遠鏡でもダブル・ダブルの二重星と解りますがが、そこまでは見えません。勿論、このレベルの双眼鏡なら最初のダブルは楽に分離します(4x12でも分離しますから)。ただ、7x42は限界等級に近いイメージで見辛いです。8x32の方が楽に見えます。集光力が6割弱なのに逆なのです。空がまだ少し明るいですから、コントラストの差でしょう。勿論、8x56が一番ですけど。これは7x42の一人負け。さて、21時頃に、大型の星雲、星団目白押しの秋から冬の夜空の観望に。藤沢の片田舎とはいえ、肉眼ではM45(プレアデス星団)のアルキオネがはっきり解るものの、ラケット型を形成する他の3個は見えている気がする程度の星空です。小学生の頃は視力も2.0で三重県の田舎でしたから楽に7個見えたものですが…先ずはM31(アンドロメダ銀河)。8x32と7x42は同程度にボンヤリ見えます。8x56だと細長い楕円状であることが実感できます。続いて、M45。これはどれで見ても綺麗ですが、8x56のみ段の違う美しさがあります。目に痛いほどの星の鋭像。M42(オリオン大星雲)はまだ東の空ですが、これも8x56で見ると他の二つは異なる美しさ。3種の差がはっきり出たのが、ペルセウス座の二重星団。北は藤沢の中心街があるので条件は悪いのですが、8x32はhもxも辛うじて星の集まりと解りますが、7x42ではxがぼんやりと星雲上にしか見えません。8x56では、8x32よりも更にはっきりと楽に星団であることが解ります。
操作感です。8x56は1,030gという重量級で他の2機種の2倍近い重さですが、手に持った時のバランスが良いため、重いと余り感じません。ただ、一日中、フィールドに出て鳥を見るには、実視界の広さ、軽さ、小ささからして、8x32が適していると思います。ただ、この8x56ならどう見えるだろうと思わせる「魔力」があります。8x32のスペックでは、旧型が現行のTrinovidよりも眼が疲れず、しかもよく見えると感じて、買い換えを行って、もうこれで十二分だと考えていました。が、8x56は更に上をいく段違いに素晴らしい双眼鏡です。

これで双眼鏡は、Zの4x12、Nの6x18、7x24、比較した3台であるLの8x32、Cの7x42、Zの8x56。用途・対象によって適当なモデルが異なるとは言え…(自爆)
さて、Okadaya店主殿。これで、はるばるウィーンから運んでくれた貴台のご努力に報いられたでしょうか?

Zeiss Dialyt 8x56B T*

2005年12月01日 23時01分14秒 | 双眼鏡 関連
The King of binoculars!

この記事へのコメント
1. Posted by okadaya 2005年12月02日 22:07
これは手を抜きすぎでしょう、この双眼鏡かさばるのにウィーンから持って帰ってきたワタクシとしましては納得できない今日の貴殿のブログですね。
2. Posted by Leikon 2005年12月03日 14:57
あ、俺、ライコンっす。
もう、メンドくさいなぁ。Trinovidとの比較記事でも書きますよ、トホホ。